2020.09.04
8月23日(現地時間22日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズはポートランド・トレイルブレイザーズとのプレーオフ ファーストラウンド第3戦に116-108で勝利し、シリーズ戦績を2勝1敗とリードした。
2連勝としたレイカーズでは、レブロン・ジェームズがいずれもゲームハイとなる38得点12リバウンドに8アシスト2スティール、アンソニー・デイビスが29得点11リバウンド8アシスト2スティール3ブロックと、超強力タッグがそろって大活躍。
レイカーズはリバウンド数(67-44)、フリースロー試投数(43-19)でブレイザーズを圧倒。ブレイザーズはデイミアン・リラードが34得点5リバウンド7アシスト、CJ・マッカラムが28得点8リバウンド4アシスト、カーメロ・アンソニーが20得点6リバウンド4スティールを奪い、シリーズ最多得点を奪ったものの、レイカーズの前に2連敗。
レブロンは「俺たちはそれをずっとやってきた。トレーニングキャンプ初日にコートへ足を踏み入れてから、それは何も変わっちゃいない」とブレイザーズをねじ伏せたことに手ごたえを感じているようだった。
なお、この日レブロンはプレーオフ通算勝利数(158勝)でティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ/157勝)を抜いて歴代単独2位へと浮上。歴代トップのデレック・フィッシャー(元レイカーズほか/161勝)の記録も、早ければ今年中に超えて新たに塗り替えることができるかもしれない。
また、この試合で4本の3ポイントを沈めたことで、プレーオフの通算3ポイント成功数が375本に到達。クレイ・トンプソン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ/374本)を抜いてこちらは歴代3位へと順位を上げた。
レブロンにとって特に印象的だったのは、ダンカンの記録を超えたことだった。クリーブランド・キャバリアーズ在籍時の2007年、マイアミ・ヒート在籍時の13、14年にダンカン率いるスパーズとNBAファイナルで激突しており、シリーズ戦績はレブロンの1勝2敗だった。
「彼とは何度も対戦してきた……基本的に、彼はポストシーズンで生きてきたんだ。俺にとって、ビッグファンダメンタル(ダンカンの愛称)のようなレジェンドと結ばれることはすごくうれしいね」。
レイカーズとブレイザーズによるシリーズ第4戦は25日。レイカーズがカンファレンス・セミファイナル進出へ王手をかけるのか、それともブレイザーズが2勝2敗のタイに戻すのか。注目の一戦となりそうだ。
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