9月24日(現地時間23日)に「NBAプレーオフ2020」の32日目が行われた。
イースタン・カンファレンスファイナルの第3戦から中3日、シリーズを2-1とリードするマイアミ・ヒートはボストン・セルティックスとの第4戦に臨んだ。第1クォーターを24-23で終えたヒートは続く第2クォーター、ベンチから出場のタイラー・ヒーローが3ポイントシュートやプルアップジャンパーで得点を重ねる。セルティックスは第3戦で復帰したゴードン・ヘイワードの3ポイントシュートなどで応戦するも、50-44とヒートがリードしたまま前半を折り返す。
第3クォーター途中には最大12点差を作ったヒート。しかし、セルティックスは前半無得点だったジェイソン・テイタムが連続で3ポイントシュートを沈めるなど、多彩なオフェンスで躍動する。このクォーターだけで16得点を挙げたテイタムの活躍により、77-76とセルティックスが1点差まで詰め寄り最終クォーターへ。
試合終盤、セルティックスは3ポイントで追い上げ、ファウルゲームを仕掛けて2点差まで詰め寄るも、フリースローをしっかりと決めたヒートが112-109で逃げ切り、シリーズ3勝目を挙げた。
ヒートは3ポイント5本を含む37得点のヒーローを筆頭に、ジミー・バトラー24得点、ゴラン・ドラギッチ22得点、アデバヨ20得点12リバウンドと主力が活躍。ルーキーの躍動によりNBAファイナル進出に王手をかけた。セルティックスはテイタム28得点、ジェイレン・ブラウン21得点、ケンバ・ウォーカー20得点に加え、ベンチからヘイワードが14得点と主力が一定の活躍を見せるも痛い敗戦となった。
【試合結果】
マイアミ・ヒート 112-109 ボストン・セルティックス