ファイナル進出へ王手をかけたヒート、左手首を痛めたバム・アデバヨが第5戦に出場へ

攻防両面でヒートを支えるアデバヨ[写真]=Getty Images

 ボストン・セルティックスとのイースタン・カンファレンス・ファイナルを繰り広げているマイアミ・ヒートは、2014年以来初のNBAファイナル進出に王手(3勝1敗)をかけている。

 9月24日(現地時間23日、日付は以下同)に行なわれた第4戦。ヒートは20歳のルーキー、タイラー・ヒーローがゲームハイの37得点に6リバウンド3アシストで勝利の立て役者となった。

 その一方、この試合の終盤にバム・アデバヨが第3戦で痛めていた左手首の症状を悪化。第4戦でも20得点12リバウンド4アシスト2スティールと多方面で活躍したビッグマンは、ヒートに不可欠な選手であり、この男が戦線離脱となれば、シリーズの流れが変わる可能性は十分あった。

 だがアデバヨは翌25日に行なわれたチーム練習へ任意で参加。情報筋が『AP』のティム・レイノルズ記者へ伝えたところ、アデバヨは大丈夫なようで、26日に行なわれるシリーズ第5戦にも出場することになるという。

 23歳のオールスタービッグマンは、セルティックスとのシリーズでいずれもチームトップとなる平均39.2分11.0リバウンド2.0スティール1.3ブロックに21.5得点4.5アシスト(共にチーム2位)と獅子奮迅の働きを見せている。

 第5戦までの間、アデバヨは痛めた左手首の治療をし、ファイナル進出を決めるべく、コートに立つこととなる。

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