11月5日(現地時間4日、日付は以下同)。『ESPN』と『The Athletic』、『The New York Times』は2020-21シーズンの開幕時期に向けて、進捗を報じた。
複数のメディアが報道した内容をまとめると、今季の開幕は12月23日、1月19日の二択になっていたのだが、6日に行なわれるNBA選手会(NBPA)、理事会のミーティングにて、今季は12月23日開幕でレギュラーシーズンを72試合行うことで合意に達するだろう、とのこと。
リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところ、6日に各チームの代表選手が開幕時期に関する投票を行なう予定となっており、今季はクリスマス前にスタートする見込みだという。
となると、今後は11月19日にドラフトが開催され、その2、3日後にフリーエージェント(FA)戦線が解禁となり、12月2日からトレーニングキャンプが始まる流れになりそうだ。
ただし、NBAファイナルを戦ったロサンゼルス・レイカーズとマイアミ・ヒートの選手たちはシーズン終了から約2か月後に新シーズン開幕を迎えることとなり、ドラフトやそれにまつわるトレード、FA選手との契約はシーズン開幕1か月前からスタートという超がつくほどの強行スケジュールとなる。
公式戦とはいえ、選手たちはオフシーズンの休息やリフレッシュもままならず、新シーズンに向けてモチベーションを高めていかなければならないだけに、各チームがどのような形で開幕に向けてチームを作っていくのかは気がかりだ。