昨季スパーズの恩師ポポヴィッチHCの下でACを務めたティム・ダンカンが退任へ

昨季スパーズでフルタイムのACを務めたダンカン[写真]=Getty Images

 11月12日(現地時間11日、日付は以下同)。昨季サンアントニオ・スパーズでアシスタントコーチ(AC)を務めたティム・ダンカンが、ACを退任することになると『The New York Times』のマーク・スタイン記者が報じた。

 ダンカンは1997年のドラフト1巡目1位でスパーズから指名され、19シーズンをプレーしたビッグマン。99、2003、05、07、14年と、スパーズのフランチャイズ史上5度の優勝すべてに主軸として貢献してきたレジェンド。

 キャリアを通じて新人王(98年)、シーズンMVPに2度(02、03年)、ファイナルMVPに3度(99、03、05年)に選ばれたほか、オールスター、オールNBAチーム、オールディフェンシブチームにそれぞれ15回選出され、今年のバスケットボール殿堂入りを決めている。

 ダンカンは16年に現役を引退後、不定期で練習に参加しては選手育成に尽力。昨季は恩師グレッグ・ポポヴィッチHC(ヘッドコーチ)の下でフルタイムのACを務めていたが、7月末からスタートした第二幕には帯同せず、肩のケガにより戦線離脱したラマーカス・オルドリッジのリハビリをサポートしていた。

 今季からはスパーズのコーチングスタッフには入らず、チーム練習に参加した際に選手育成に携わっていくことになると予想されている。

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