2020.04.13

シャックがNBAファイナル歴代トップ10パフォーマーを投稿、現役ではレブロンとKDを選出

シャック(左)はジョーダン(右)を1位、自身を2位にランクした[写真]=Getty Images
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 4月12日(現地時間11日)。シャックことシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)が、自身のインスタグラムでNBAファイナル歴代トップ10パフォーマーをランキングし、「俺はこの順位に賛成だ。皆はどうだい?」とコメントをつけて投稿した。

 シャックがリストアップしたトップ10は以下のとおり。
※チーム名は略称

■シャックによるファイナル歴代トップ10パフォーマー
1.マイケル・ジョーダン(元ブルズほか)
2.シャキール・オニール(元レイカーズほか)

3.レブロン・ジェームズ(レイカーズ)
4.アービン“マジック”ジョンソン(元レイカーズ)
5.ラリー・バード(元セルティックス)
6.ケビン・デュラント(ネッツ)
7.アキーム・オラジュワン(元ロケッツほか)
8.ティム・ダンカン(元スパーズ)
9.コービー・ブライアント(元レイカーズ)
10.ビル・ラッセル(元セルティックス)

シャック(左)はレイカーズ時代の相棒コービー(右)を9位とした[写真]=Getty Images

3年連続でファイナルMVPを獲得したのはNBA史上ジョーダンとシャックのみ

 6度の優勝に加えて歴代最多のファイナルMVP6度を誇るジョーダンは、通算6度のファイナル出場で平均33.6得点(歴代2位)を残したばかりか、数々のクラッチショットや記憶に残るプレーをしてきただけにトップは誰もが納得することだろう。

 NBAの頂上決戦に通算6度出場してきたシャックは自身を2位にして発表。レイカーズ時代の3連覇、ヒートで手にした1度を含めて計4度のチャンピオンシップを勝ち取ったシャックは、3年連続ファイナルMVPというジョーダンしか成し遂げていない快記録を達成。歴代5位の平均28.8得点という堂々たる成績も残しており、異論をはさむ者は決して多くはないはず。

 その後はマジック、バードという1980年代に覇権争いをしたスーパースター、オラジュワン、ダンカンという殿堂入りビッグマン、レイカーズで3連覇を達成した時の相棒コービー、10位にはキャリア13シーズンで11度の優勝を手にしたラッセルをチョイス。現役ではレブロンとKDことデュラントをリストに入れている。

レブロン(左)は通算9度、デュラント(右)は通算4度ファイナルへ出場してきた[写真]=Getty Images

10位のラッセルを除く9人は、いずれもファイナル出場3度、MVP2度をクリア

 このランキングに入った10選手で共通しているのは、ファイナルに最低3度出場している点と、ラッセルを除く9人がファイナルMVPに2回以上選ばれた実績を持つというもの。

 NBAファイナルにおける平均得点でトップのリック・バリー(元ウォリアーズほか/平均36.3得点)、3位のジェリー・ウェスト(元レイカーズ/平均30.5得点)、6位のボブ・ペティット(元ホークス/平均28.4得点)はいずれもNBAにおける優勝は1回のみ。

トップ10圏外となったウェイド(右)は、シャック(左)のランキングに「同意できないね」とコメント[写真]=Getty Images

 また、6度の優勝に2度のファイナルMVPを獲得したカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)は、ファイナルにおける平均23.5得点が歴代21位だったこと、シャックを4度目の優勝へと導いたドウェイン・ウェイド(元ヒートほか)は通算3度の優勝を誇るものの、ファイナルMVPは1回(2006年)で、平均23.9得点は歴代19位だったことでトップ10入りを逃したのかもしれない。

 新型コロナウイルスの影響により、NBAのレギュラーシーズンが中断してから約3週間。シャックのようなレジェンドが独自のランキングを作ってSNSを通してファンや選手、メディアとシェアしてくれると盛り上がることは間違いない。

 公式のランキングはないだけに、こういった話題はオフシーズンのように、今後もバスケットボールファンを楽しませてくれることだろう。

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