2020.04.28
4月12日(現地時間11日)。シャックことシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)が、自身のインスタグラムでNBAファイナル歴代トップ10パフォーマーをランキングし、「俺はこの順位に賛成だ。皆はどうだい?」とコメントをつけて投稿した。
シャックがリストアップしたトップ10は以下のとおり。
※チーム名は略称
■シャックによるファイナル歴代トップ10パフォーマー
1.マイケル・ジョーダン(元ブルズほか)
2.シャキール・オニール(元レイカーズほか)
3.レブロン・ジェームズ(レイカーズ)
4.アービン“マジック”ジョンソン(元レイカーズ)
5.ラリー・バード(元セルティックス)
6.ケビン・デュラント(ネッツ)
7.アキーム・オラジュワン(元ロケッツほか)
8.ティム・ダンカン(元スパーズ)
9.コービー・ブライアント(元レイカーズ)
10.ビル・ラッセル(元セルティックス)
6度の優勝に加えて歴代最多のファイナルMVP6度を誇るジョーダンは、通算6度のファイナル出場で平均33.6得点(歴代2位)を残したばかりか、数々のクラッチショットや記憶に残るプレーをしてきただけにトップは誰もが納得することだろう。
NBAの頂上決戦に通算6度出場してきたシャックは自身を2位にして発表。レイカーズ時代の3連覇、ヒートで手にした1度を含めて計4度のチャンピオンシップを勝ち取ったシャックは、3年連続ファイナルMVPというジョーダンしか成し遂げていない快記録を達成。歴代5位の平均28.8得点という堂々たる成績も残しており、異論をはさむ者は決して多くはないはず。
その後はマジック、バードという1980年代に覇権争いをしたスーパースター、オラジュワン、ダンカンという殿堂入りビッグマン、レイカーズで3連覇を達成した時の相棒コービー、10位にはキャリア13シーズンで11度の優勝を手にしたラッセルをチョイス。現役ではレブロンとKDことデュラントをリストに入れている。
このランキングに入った10選手で共通しているのは、ファイナルに最低3度出場している点と、ラッセルを除く9人がファイナルMVPに2回以上選ばれた実績を持つというもの。
NBAファイナルにおける平均得点でトップのリック・バリー(元ウォリアーズほか/平均36.3得点)、3位のジェリー・ウェスト(元レイカーズ/平均30.5得点)、6位のボブ・ペティット(元ホークス/平均28.4得点)はいずれもNBAにおける優勝は1回のみ。
また、6度の優勝に2度のファイナルMVPを獲得したカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)は、ファイナルにおける平均23.5得点が歴代21位だったこと、シャックを4度目の優勝へと導いたドウェイン・ウェイド(元ヒートほか)は通算3度の優勝を誇るものの、ファイナルMVPは1回(2006年)で、平均23.9得点は歴代19位だったことでトップ10入りを逃したのかもしれない。
新型コロナウイルスの影響により、NBAのレギュラーシーズンが中断してから約3週間。シャックのようなレジェンドが独自のランキングを作ってSNSを通してファンや選手、メディアとシェアしてくれると盛り上がることは間違いない。
公式のランキングはないだけに、こういった話題はオフシーズンのように、今後もバスケットボールファンを楽しませてくれることだろう。
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