11月25日(現地時間24日)。マイアミ・ヒートとバム・アデバヨが5年1億6300万ドル(約169億5200万円)というマックス額の延長契約に合意したと『ESPN』が報じた。
「この延長契約は僕がずっと手にしようとしてきた業績なんだ。この契約を手にすることができたことで、家族の生活を変えることができ、自分の周りにいる人たちのケアもできる。自分にとって大きな契約になったよ」。
マックス契約を手にし、このように語ったアデバヨは、キャリア3年目となった昨季に平均33.6分15.9得点10.2リバウンド5.1アシスト1.1スティール1.3ブロックと大暴れ。自身初のオールスター選出を果たし、オールディフェンシブセカンドチームにも選ばれた。
攻防兼備のビッグマンは、プレーオフでも平均36.2分17.8得点10.3リバウンド4.4アシスト1.0スティールをマークし、ヒートの6年ぶりのNBAファイナル進出を大きく後押し。
アデバヨの今季年俸は約512万ドル(約5億3248万円)。ルーキー契約のラストシーズンとなる今季、アデバヨがもしオールNBAチーム入り、あるいはMVPなどのアワードを手にすることができれば、2021-22シーズンからスタートするマックス契約は5年約1億9500万ドル(約202億8000万円)まで上昇するという。
「僕は新たなチャレンジに対して何でもやってみせる。このチームが勝利する手助けをすることしか考えていない」と言い放ったビッグマンは、献身的なプレーの数々でヒートを多方面に渡って支えており、これから先もジミー・バトラーと共に主軸を担っていくことが期待されている。
2017年のドラフト組でマックス額の延長契約に合意したのはアデバヨ(1巡目14位)のほか、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタム(1巡目3位)、サクラメント・キングスのディアロン・フォックス(1巡目5位)、ユタ・ジャズのドノバン・ミッチェル(1巡目13位)の計4選手となった。