2021.01.25
今季NBAファイナルへ進出したマイアミ・ヒートには、攻防両面で貴重な働きを見せた選手が2人いた。1人は闘将としてチームをけん引したジミー・バトラーだ。
ロサンゼルス・レイカーズとのNBAファイナルではレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスとマッチアップする傍ら、シリーズ平均43.0分26.2得点8.3リバウンド9.8アシスト2.2スティール0.8ブロックと、いずれもチームトップの数字をたたき出し、八面六臂の活躍を見せた。
そしてもう1人はキャリア3年目にしてオールスターへ初選出されたバム・アデバヨ。23歳のビッグマンはファイナルで首と肩を痛めたことで2試合を欠場したものの、プレーオフ全体で平均36.2分17.8得点10.3リバウンド4.4アシスト1.0スティールの大暴れ。ヒートがイースタン・カンファレンスを制するうえで不可欠な働きを見せたと言っていい。
10月30日(現地時間29日)に地元メディア『The Miami Herald』へ掲載された記事の中で、パット・ライリー球団社長は2017年のドラフト1巡目14位でアデバヨを指名した当時をこう振り返っている。
「バムをドラフトした時、我々は彼がこんなに早くオールスター入りするとは思っていなかった。すばらしいアスリートとして見ていたんだ。それに彼がここまですばらしい人間だとは知らなかった」。
だが3年目となった今季、アデバヨはリーグ屈指のビッグマンへと急成長。今年のフリーエージェント(FA)戦線で、ヒートはアデバヨと延長契約を結ぶことができるのだが、ライリーはアデバヨへさらなる成長を促していた。
「彼は今、実に多面的な選手。彼のゲームはさらに広げていく必要がある。そして彼ならそれができるだろう。あの男には磨いていく力があるからだ。我々は彼には何ができるか分かっている。それにエリック・スポールストラ(ヘッドコーチ)も、彼があそこまでハンドリングし、パサーとしてプレーメイクする能力がなければ、このチームのオフェンスでポイントセンターとして起用しなかっただろう。ルーキーイヤーの時はやっていなかったしね。それこそ、彼がこれまでのキャリアでやってきた練習の成果であり、成長して自信を深めた要因なのさ」。
アデバヨは現在、チームオフェンスの中継役としてエルボー付近でポジショニングし、バトラーやゴラン・ドラギッチ、タイラー・ヒーロー、ダンカン・ロビンソンといったペリメーターの選手たちが行き交う中でスクリーンやハンドオフ、あるいは自らが切れ込んでペイントアタックするなど貴重な働きを見せている。
「練習は自信を与えるんだ。自分のやることに対してしっかりと備えることで、自信を手にすることができる。だからバムは今後も練習を重ねて、もっと良い選手になっていくだろう。エリックが彼のゲームをさらに広げて、さらに多面的なプレーをこなせる選手にしてくれるだろう」とライリーは大きな期待を寄せていた。
チームオフェンス、あるいは1対1という状況で、キャリア平均成功率が13.9パーセントの3ポイントにも磨きがかかれば、アデバヨはさらに恐ろしい選手となるに違いない。
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