2021.04.17
マイアミ・ヒートの指揮官として今季で12シーズン目のエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は、今季を含めてプレーオフに9度出場し、2011年から14年にかけて4年連続でNBAファイナルに進出。そのうち2度(12、13年)、優勝を成し遂げている。
1995年にビデオコーディネーターとしてヒート入りしたスポールストラHCは、これまでアシスタントコーチやスカウトにも携わっており、パット・ライリー球団社長と同等の長い期間をヒートという組織に捧げてきた。
今季2年ぶりのプレーオフ進出となったヒートは、ボストン・セルティックスとのイースタン・カンファレンス・ファイナル第2戦を終えて2勝0敗。スポールストラHCはプレーオフの通算勝利数で歴代8位タイの81勝(48敗/勝率62.8パーセント)に到達。
その第2戦で、スポールストラHCは第3クォーター途中にバム・アデバヨを鼓舞し、最大17点差からの大逆転劇の火付け役を務め、ここまで10勝1敗(勝率90.9パーセント)という申し分ない成績を残している。
そんな中、昨季までスポールストラHCの下で計10シーズンをプレーしたドウェイン・ウェイド(元ヒートほか)が口を開いた。9月19日(現地時間18日、日付は以下同)に地元メディア『The Miami Herald』へ掲載された記事の中で、ヒートのレジェンドはこう話していた。
「彼は十分な名声を得ていない。でも皆は知ってるよ。スポー(スポールストラHCの愛称)は名声を気にしちゃいないんだ。彼は何の心配もしていない。リーグ全体を見回してみてくれよ。彼は今もマイアミにいて、これまでに評価を築き上げてきたんだ。もしチームが負けていて、いいコーチでないならば、あの場にいないかもしれない。ヒートにはパット・ライリーという恐ろしい男がいるけど、彼だって(もし負けていれば)職を失っていたかもしれない。パットは若いコーチだった彼に対して多くのことを教えたのさ。それが間違いなく役に立ってるということ。だけど、スポーはそれだけじゃない。教わってきたことを着実に実行してきたんだ」。
スポールストラHCはこれまでのHCキャリアで、月間最優秀コーチ賞に8度選ばれたものの、最優秀コーチ賞に選ばれたことは皆無。それでも、「タンキングはしない」というライリー球団社長の信念の下、毎シーズン戦えるチームを作り上げてきただけに、もっと評価されてもいいと感じるのはウェイドだけではないはず。
もし今季、ヒートが2014年以来初となるNBAファイナル進出を実現させれば、スポールストラHCの評価も自ずと急上昇することだろう。
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