2020.05.25
NBA史上、勝負どころに強いクラッチプレーヤーとして、何人もの選手がその称号を手にしてきた。
ジェリー・ウェスト(元ロサンゼルス・レイカーズ)やジョン・ハブリチェック(元ボストン・セルティックス)、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)、レジー・ミラー(元インディアナ・ペイサーズ)、ラリー・バード(元セルティックス)、アービン“マジック”ジョンソン(元レイカーズ)といった往年の名選手たち。
近年ではコービー・ブライアント(元レイカーズ)やレブロン・ジェームズ(レイカーズ)、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)、カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)といった選手たちが挙がる。
今回紹介したいのは、キャリアの中でどれだけ“ブザービーター”に絡んできたか。5月15日(現地時間14日)に『HoopsHype』へ掲載された、ブザービーターとなった得点またはアシストの合計数でセレクトされた6選手を紹介していきたい。
※チーム名は略称、同数の場合は得点回数を上位とする
■NBA史上最もブザービーターに絡んだ選手(6位から1位)
6.ビンス・カーター(ホークス):8回(得点×5、アシスト×3)
5.レブロン・ジェームズ(レイカーズ):8回(得点×7、アシスト×1)
3.ジョー・ジョンソン(元ホークスほか):8回(得点×8)
-.コービー・ブライアント(元レイカーズ):8回(得点×8)
2.マイケル・ジョーダン(元ブルズほか):10回(得点×9、アシスト×1)
1.ポール・ピアース(元セルティックスほか):12回(得点×7、アシスト×5)
キャリア22シーズンを誇るカーターが単独6位。続いて現役最強の“キング”レブロン、“アイソ・ジョー”の愛称で親しまれたジョンソン、そして今年1月末にヘリコプター墜落事故により帰らぬ人となったコービーがランクイン。
そして史上最高の選手(G.O.A.T.)と評されるジョーダンを上回る実績を残したのは、“The Truth”(本物)ことピアース。セルティックスのエースとして長い間プレーしてきたピアースだが、キャリア終盤に在籍したネッツやウィザーズでも憎たらしいほどの勝負強さを発揮してきた。
ピアースはアシストだけで5回もブザービーターに絡んだことで、ジョーダンやコービー、レブロンといった超大物たちの記録を上回り、今回のランキングでトップに立つことができたと言っていいだろう。
なお、このランキングでは計10人が5回で並んでおり、ギルバート・アリーナス(元ウィザーズほか/得点×5)やケビン・ガーネット(元ウルブズほか/得点×5)、アンドレ・イグダーラ(ヒート/得点×5)、ドウェイン・ウェイド(元ヒートほか/得点×5)、バード(得点×4、アシスト×1)といった選手たちが名を連ねている。
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