2年目を迎えたザイオン・ウィリアムソン「制限なしでプレーできているから楽しいね」

昨季オールルーキーファーストチーム入りしたザイオン[写真]=Getty Images

 12月12日(現地時間11日、日付は以下同)。ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンがトレーニングキャンプについて明かした。

「今の俺は健康体で、最高な状態さ。なんの制限もなしにプレーできているから楽しいね。5対5もそうだし、フィジカル面でもそう。大好きなことを楽しんでできているよ」。

 キャリア2年目を迎えたザイオンは、公称198センチ128キロなのだが、現在はそれよりも身体を絞ったように見える。2019年のドラフト全体1位指名の巨漢は、昨季開幕直前に右膝半月板を損傷したことで欠場が続き、今年1月下旬にようやくNBAデビュー。

 その後7月末から行なわれたシーディングゲーム(順位決定戦)を含めて計24試合に出場し、平均27.8分22.5得点6.3リバウンド2.1アシストにフィールドゴール成功率58.3パーセントを残し、オールルーキーファーストチーム入りを果たした。

 ペリカンズは新たに就任したスタン・バン・ガンディHC(ヘッドコーチ)の下、このオフに再契約したブランドン・イングラムJJ・レディックロンゾ・ボールといったメンバーに加え、スティーブン・アダムズエリック・ブレッドソー、ビリー・エルナンゴメスといった新戦力を加えて今季に臨む。

 屈強な肉体と超人的な身体能力を兼備するザイオン。今季はディフェンス面の向上に期待できそうだ。フィジカル面でより自由に動くことができていることについて、ザイオンは「正直、それが俺の身体の動きなんだ」と切り出し、こう続けている。

「俺は本来、自分の本能とIQを頼りにしているバスケットボールプレーヤーなんだ。でも昨シーズンはIQに頼ることしかできず、身体は特定のことができなかった。今はその両方があるから、大きな違いをもたらすだろうね」。

 ザイオンが所属するペリカンズは、プレシーズンで15日にマイアミ・ヒート、19日にミルウォーキー・バックスと戦い、24日にレギュラーシーズン前半戦の初戦としてトロント・ラプターズと激突することとなる。

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