2021.08.19
9月22日(現地時間21日)。ニューオーリンズ・ペリカンズのJJ・レディックが『USA TODAY』のインタビューに応じた。
昨夏フリーエージェント(FA)となったレディックは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズからペリカンズへと移籍。キャリア14年目となった今季は60試合(うち先発は36試合)に出場して平均26.4分15.3得点2.5リバウンド2.0アシストを記録。
プレータイムはここ9シーズンで最も少なかったとはいえ、レディックは3ポイント成功率45.3パーセントという高確率を残し、平均3.0本も沈めており、リーグ有数のシャープシューターとしての実力は健在。
今季のペリカンズは昨年のドラフト全体1位指名のザイオン・ウィリアムソン、今季MIP(最優秀躍進選手賞)に選ばれたブランドン・イングラム、司令塔のロンゾ・ボールらが加わり、ベテランのドリュー・ホリデー、デリック・フェイバーズらと共に第二幕でプレーオフ出場争いに参戦していた。
だが肝心のシーディングゲーム(順位決定戦)で2勝6敗と失速し、プレーオフレースから脱落。「俺たちはバブル(開催地)でリズムに乗ることができなかった。それに数試合、俺たちは勝利で締めくくることができなかったんだ」と第二幕を振り返った。
ザイオン、イングラム、ボールといったヤングコアについて触れつつ、6月24日に36歳となったレディックは自身の今後のキャリアについてこのように話している。
「今シーズン、少しでも長くプレーしていたいと気付いたんだ。俺のゴールはあと4年間プレーすること。18年、それがゴールだ。39歳までプレーするつもりだ。で、オフシーズンに40歳を迎えるから、その時に(コートから)立ち去るのさ」。
年齢を重ねるにつれて、ファストブレイクやディフェンスで対応することに苦労することも増えてくるだろう。だがこの男が持つ自慢のシュート力はチームメートたちへスペースを作り出すことができ、オフェンス面で今でも大きな効果をもたらす。与えられたシーンで高確率なショットを沈めることができる限り、レディックの価値が大きく下降することはないのではないだろうか。
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