2021.08.19

JJ・レディックがデュラントについて「彼は“チートコード”。健康ならNBA最高の選手」

東京オリンピックではアメリカの大会4連覇に大きく貢献したデュラント[写真]=Getty Images
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「この地球上で彼のように効率的にプレーできる選手はほかに誰もいない」

 昨シーズン、アキレス腱断裂の大ケガから復帰したブルックリン・ネッツのケビン・デュラント。レギュラーシーズン中はハムストリングの痛みに悩まされて長期離脱したものの、プレーオフではコンディションを取り戻し、出場した12試合で平均34.3得点9.3リバウンド4.4アシスト1.5スティール1.6ブロックをマーク。東京オリンピックではアメリカ代表の大会4連覇に大きく貢献し、個人としても大会3連覇という偉業を成し遂げた。

 大ケガの影響を感じさせず素晴らしい結果を残したデュラントについて、JJ・レディック(ダラス・マーベリックス)は自身のYouTubeチャンネルで、その実力を高く評価した。「最近はウォール街でヘッジファンドに従事している知り合いたちとゴルフをしているんだ。それでよく彼らとはバスケットボールについて話している」と、前置きすると、以下のようなコメントを残している。

「『誰が最高の選手か』、『トップ3は誰か』、『チーム編成するなら誰を選ぶか』という話題で盛り上がっているよ。その会話のなかで、予想通りケビンの名前が挙がる。だから僕は『彼を含めるのはナシだ!』と言うんだ。なぜなら彼はいわゆる“チートコード(極端に強いこと)”で、この地球上で彼のように効率的にプレーできる選手はほかに誰もいないからだ。もし健康体なら、来シーズンは彼がNBAの最高の選手だろう」

 アキレス腱断裂によってパフォーマンスの低下が懸念されたものの、以前と変わらない戦いぶりを披露し、リーグやファンを驚かせたデュラント。もしこのまま健康であるのなら、レディックが述べたように、来シーズンもデュラントの支配的な強さを見ることができることだろう。

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