12月23日(現地時間22日、日付は以下同)に行なわれるロサンゼルス・レイカーズとのレギュラーシーズン開幕戦を翌日に控えた22日。ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードが今季終了後にプレーヤーオプションを破棄するプランについて口を開いた。
レナードは「今シーズンにフォーカスしている」と言いつつ、「自分が健康体であれば、プレーヤーオプションを破棄することがベストな決断になるだろう。でもだからといって、(クリッパーズに)残るか、離れるかというわけじゃない」。
この日『Los Angeles Times』へそう話したレナードは、昨夏フリーエージェント(FA)としてクリッパーズへ加入。昨季はいずれもキャリアハイとなる平均27.1得点4.9アシストに加えて7.1リバウンド1.8スティールをマークしてクリッパーズをけん引。
プレーオフではカンファレンス・セミファイナルでデンバー・ナゲッツ相手に3勝1敗から屈辱の3連敗を喫して姿を消しただけに、今季にかける意気込みは相当なもの。
クリッパーズはドック・リバース前HC(ヘッドコーチ/現フィラデルフィア・セブンティシクサーズHC)からタロン・ルーへと指揮官が代わり、11日にはポール・ジョージが4年1億9000万ドル(約195億7000万円)の延長契約に合意。
チームはモントレズ・ハレル(現レイカーズ)やランドリー・シャメット(現ブルックリン・ネッツ)、ジャマイカル・グリーン(現ナゲッツ)が退団するも、ベテランのサージ・イバカとニコラ・バトゥーム、スコアラー兼プレーメイカーのルーク・ケナードを加え、今季もリーグ有数の豪華戦力を有している。
レナードにとって、来季もクリッパーズでプレーする可能性は五分五分といったところか。いずれにせよ、今季のゴールはプレーオフでフランチャイズ史上初のカンファレンス・ファイナル進出、そしてファイナル制覇なだけに、開幕からどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。楽しみに待ちたいところだ。