モントレズ・ハレルの活躍をレイカーズ指揮官が称賛「バスケットに向かって飛び込んでいける才能の持ち主」

新天地レイカーズで、オフェンスリバウンドなどインサイドで貢献するハレル[写真]=Getty Images

ゴール下で存在感を放つハレル

 今シーズン、ロサンゼルス・クリッパーズからロサンゼルス・レイカーズへ移籍し、悲願の優勝を狙うモントレズ・ハレル。昨季は持ち前のリバウンドとインサイドでのハッスルプレーでベンチから活躍し、最優秀シックスマン賞を受賞。今季はその才能を早くも新天地で発揮している。

 レイカーズは今季のクリスマスゲームでダラス・マーベリックスと対戦し、138-115で勝利。レブロン・ジェームズが22得点7リバウンド11アシスト、アンソニー・デイビスが28得点8リバウンド5アシストと活躍した中で、ハレルもこの日ベンチから約28分出場。フィールドゴール13本中10本を決めて22得点をマークし、オフェンスリバウンド5本を含む7本のリバウンドを記録するなど、インサイドでのプレーが輝いていた。

『Spectrum SportsNet』によれば、この試合のあとにレイカーズの指揮官であるフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)がハレルについて言及したそうだ。「彼はリバウンドをもぎ取ると見事にフィニッシュにつなげた。バスケットに向かって飛び込んでいける才能の持ち主で、オフェンスリバウンドからショットをねじ込むという素晴らしい能力を持っている。だからこそ昨季彼はシックスマン賞を受賞し、我々は彼にオファーをしたんだ」とコメント。マブスとのクリスマスゲームでも、味方が外したショットの落下場所へいち早く飛び込むとショットをねじ込み、またディフェンダーをターンで交わしてレイアップを沈めるなど華麗なフィニッシュも披露していた。

 リバウンドの嗅覚や豊富な運動量、闘争心溢れるメンタリティを兼ね備えたハレル。非凡な才能を持つ彼ならば、ボーゲルHCが述べたように、今後も重要な試合で活躍していくに違いない。

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