2020.12.23

ロサンゼルス対決は二枚看板が躍動したクリッパーズに軍配…王者レイカーズは黒星スタート

注目のロサンゼルス対決はポール・ジョージの活躍でクリッパーズが勝利した[写真]=Getty Images
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 12月23日(現地時間22日)、NBAの2020-21シーズンが開幕し、ロサンゼルス・クリッパーズロサンゼルス・レイカーズが対戦した。

 レイカーズのホーム仕様のステイプルズセンターで行われた無観客での開幕戦は、第1クォーター開始4分で16-5とクリッパーズがリードを一気に広げ、レイカーズがたまらずタイムアウト。しかしその後も得点が伸びないレイカーズに対して、クリッパーズはカワイ・レナードルー・ウィリアムズなどを起点にチーム全体で得点を重ね、39-19とリードする展開に。

 続く第2クォーター、ターンオーバーが目立ち得点が伸びないレイカーズに対し、クリッパーズもシュートを決めきれず、お互いに膠着状態が続く。そこで存在感を発揮したのが、レイカーズのケンテイビアス・コールドウェル・ポープ。3ポイントや速攻でのダンクなどで得点を重ね、レイカーズが点差を詰める原動力となった。さらにレブロン・ジェームズもインサイドへの積極的なアタックで得点を伸ばし、56-54とレイカーズが2点差まで点差を縮めて前半を終える。

 第3クォーターは互いが点を取り合う展開となった。レイカーズはデニス・シュルーダーのレイアップで一時同点に追いつくも、クリッパーズが逆転を許さず。残り2分を切ってからポール・ジョージが多彩なオフェンスで連続得点を奪い、89-78とクリッパーズが突き放して勝負の最終クォーターへ。

 第4クォーター、レブロンを起点に点差を1ケタに戻す場面もあったレイカーズ。しかし、好調を維持したジョージが4点プレーなどでさらに得点を重ね、クリッパーズが再び点差を2ケタに。試合終盤、レイカーズはカイル・クーズマなどベンチメンバーが点差を縮めるも、最終スコア116-109とクリッパーズが逃げ切り、開幕戦を白星で飾った。

 クリッパーズはジョージが33得点、レナードが26得点、サージ・イバカが15得点など6人が2ケタ得点をマーク。レイカーズはレブロンが22得点、アンソニー・デイビスが18得点、クーズマが15得点をマーク。さらに、モントレズ・ハレルが17得点10リバウンド、シュルーダーが14得点12リバウンド8アシストと新戦力も存在感を発揮したが、悔しい黒星スタートとなった。

【試合結果】
ロサンゼルス・クリッパーズ 116−109 ロサンゼルス・レイカーズ
LAC|39|17|33|27|=116
LAL|19|35|24|31|=109

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