2月19日(現地時間18日)、ワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールはクラブの公式Twitterを通じて、「NBAオールスター」のスターターに初選出された思いを語った。
ここまで1試合平均32.8得点、5.2リバウンド、4.7アシストと脅威の数字をたたき出しているビールは、最多得票を得てイースタンカンファレンスのスターターに抜てき。これに関してビールは「NBAのオールスター、そのスターターに選ばれるなんて夢にも思わなかった」と素直な気持ちを吐露した。
「僕の夢はNBAに入ることだった。ここまで毎年、目標に向けてコツコツとやってきた。まさかここまで辿り着けるとは思ってもいなかった」とこれまでの道のりを振り返ったビールは、「昨シーズン(のオールスターに)選ばれなかったことで、謙虚になったと思う。それまでは少し自惚れていた部分があった。しかし、自分は『大したことがないんだ』と思い、その悔しさがモチベーションとなって、もっと練習に取り組んだ。常に“マンバメンタリティ”を持つようになった」と心境の変化を明かした。
また、「毎試合チームメートのためにすべてを出し切ろうと決心した。チームメートのお手本になれればと思い、必死にプレーしている。チームをプレーオフに導きたい。それが僕にとって最も大事なこと。個人としてはNBAオールスターに選ばれて本当にうれしいし、楽しみだ」と、チームのためのプレーが結果としてオールスター選出につながったことを示唆した。
最後にビールは、ファンに向けて「昨シーズンはオールスターに選ばれず、家族やファンがガッカリしていた。なので後押ししてくれた家族、ファンに感謝している。この選出は僕にとってすごく意味がある。ありがとう。みんなありがとう」と感謝のメッセージを述べた。
NBAオールスター初スタメン選出についてブラッドリー ビール選手「ここまでたどり着けるとは思ってもいなかった」 #NBAAllStar|#ウィザーズ|@RealDealBeal23 pic.twitter.com/pIti9wpvp2
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) February 19, 2021