2021.02.15
2月11日(現地時間10日)、ワシントン・ウィザーズはトロント・ラプターズと対戦。この日、ウィザーズの八村塁とラプターズの渡邊雄太の日本人対決が期待されていたが、渡邊は左足首の捻挫で欠場。前日のワークアウト中に負傷し、試合当日の朝に状態が悪化していたのが理由とのこと。ラプターズ番記者のジョッシュ・レーベンバーグ記者が報じている。
試合は八村がゴール下のショットを沈めて、まずはウィザーズが先制点を奪取。ラプターズのパスカル・シアカムにステップバックジャンパーやフリースローを許したものの、ブラッドリー・ビールも連続得点を決めていく。八村も持ち前のフィジカルを武器にペイント内へドライブし、また速攻ではワンハンドダンクも成功。しかしラプターズはクリス・ブーシェーのダンク、カイル・ラウリーの3ポイントシュートなどインサイドとアウトサイドで攻撃が決まり、前半はラプターズが74ー61でリードした。
13点ビハインドを背負ったウィザーズはここから逆転を狙っていく。ビールが後半最初の得点を記録すると、八村もフリースロー、ラッセル・ウェストブルックも3ポイントを決めて徐々に点差を縮めていく。また前半ですでに11得点を決めていた八村は果敢にアタックを続け、ゴール下でブーシェーとノーマン・パウエルからプレッシャーを受けながらもショットをねじ込んだ。
しかしなかなか2ケタ差を縮められないウィザーズ。最終クォーターではデニ・アブディアが3ポイントを、そしてウェストブルックも連続で3ポイントを決めて一時は5点差まで詰め寄る。だがラプターズもパウエルが3ポイント、シアカムがジャンプシュートを成功させて再びスコアは2ケタ差に。八村もオフェンスリバウンドを奪い取るなど活躍したが、そこから得点につながらず。ウィザーズはタイムアウトを取って立て直しを図るも、ラプターズは終盤にパウエルがフローター、ラウリーも3ポイントをヒット。最終的にラプターズがリードを守り切り、137ー115ウィザーズを破った。
勝利したラプターズはパウエルが28得点6リバウンド4アシスト、パスカル・シアカムが26得点5リバウンド2スティール、ラウリーが21得点4リバウンド5アシスト、ブーシェーが17得点15リバウンド2ブロックを記録。
敗北したウィザーズはビールが24得点4リバウンド5アシスト、ウェストブルックが23得点6リバウンド7アシスト、八村が15得点8リバウンド3アシスト、ロビン・ロペスが13得点5リバウンドをマークした。
■試合結果
トロント・ラプターズ 137-115 ワシントン・ウィザーズ
TOR|40|34|29|34|=137
WSH|28|33|32|22|=115
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