2021.02.24
2月13日(現地時間12日)、ワシントン・ウィザーズはニューヨーク・ニックスと対戦。この日エースのブラッドリー・ビールは休養のため欠場し、代わりにギャリソン・マシューズがスターターとして出場。またラッセル・ウェストブルックが序盤から万能な活躍を披露した。
前半、ウェストブルックはアレックス・レンのダンクを2ポゼッション連続でアシスト。さらに自らショットを決めて、ゴール下にいた八村塁にダイレクトなパスをとおすなど、開始早々にチームのオフェンスを引っ張っていく。それに対してニックスはジュリアス・ランドルとRJ・バレットといった主力選手たちがダンクにフリースローと得点を重ねていき、やや試合の主導権はニックスに傾いた。
第2クォーターではロビン・ロペスがバスケットカウントを成立させるなど、点差を詰めていくウィザーズ。しかしニックスに新加入したデリック・ローズがドライビングレイアップを決め、オビ・トッピンやランドルのショットをアシストするなど、ベンチからベテランの安定した活躍をみせた。このままスコアは53ー42とニックスがリードしてハーフタイムへ。
後半はさらにニックスがリードを広げていく。ランドルが3ポイントシュート、ステップバックジャンパーと積極的に得点。レジー・ブロックも3ポイント、バレットもプルアップジャンパーにレイアップと次々にショットが決まる。ウィザーズもダービス・ベルターンスのアウトサイドシュート、八村もフリースローを決めていくなどしたが、79ー64と15点ビハインドを背負って最終クォーターに。
第4クォーターはローズがイマニュエル・クイックリーの3ポイントをアシストすると、ステップバックからショットを成功させて、ニックスはリード20点まで拡大。それでもウェストブルックは果敢にレイアップを放ってファウルを誘い、八村もジャンプシュートを決めるなどウィザーズは諦めない姿勢を貫いていた。だが大差を縮めることはできず、最終的にウィザーズが109ー91で敗れた。
勝利したニックスはランドルが24得点18リバウンド、クイックリーが16得点、ローズが14得点6アシスト4スティール、エルフリッド・ペイトンが12得点をマーク。
敗北したウィザーズはウェストブルックが23得点9リバウンド10アシスト、マシューズが14得点、トロイ・ブラウンJr.が10得点5リバウンド、八村も10得点5リバウンドを記録した。
■試合結果
ニューヨーク・ニックス 109-91 ワシントン・ウィザーズ
NYK|30|23|26|30|=109
WSH|23|19|22|27|=91
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