2021.02.19

オールスターのキャプテンとスターター枠が決定、デュラントとレブロンがキャプテンに

ネッツのデュラント(左)とレイカーズのレブロン(右)[写真]=Getty Images
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 2月19日(現地時間18日、日付は以下同)。NBANBA選手会(NBPA)は、3月8日にオールスターゲームを開催することを正式に発表した。

 そして1月29日から2月17日にかけて行なわれたオールスターのファン投票ならびにプレーヤー投票とメディア投票の結果、今年のオールスターゲームにおけるキャプテンならびにスターターが明らかとなった。

 これまで、今年のオールスターはイースタン・カンファレンス対ウェスタン・カンファレンスという構図で行なわれると複数の現地メディアが報じていたものの、今年も過去3年間と同様に、各カンファレンスでファン投票のトップに立った選手をキャプテンとし、3月5日に行なわれるドラフトでスターター枠、さらには24日にヘッドコーチ投票によって発表されるリザーブ枠からそれぞれ指名していくことになる。

 それでは、今年のオールスターでキャプテンならびにスターターに入った選手たちを見ていこう。
※チーム名は略称、所属は日本時間2月18日終了時点

■イースタン・カンファレンス

<キャプテン>
ケビン・デュラント(ネッツ/2年ぶり11度目)

<スターター>
ヤニス・アデトクンボ(バックス/5年連続5度目)
ジョエル・エンビード(シクサーズ/4年連続4度目)
ブラッドリー・ビール(ウィザーズ/2年ぶり3度目)
カイリー・アービング(ネッツ/2年ぶり7度目)

イースト首位のシクサーズをけん引するエンビード[写真]=Getty Images

平均得点でオールスターゲーム史上1位のアデトクンボと2位のデュラント

 アキレス腱断裂から見事復活したデュラントは、ファン投票とプレーヤー投票でトップ、メディア投票で3位に入り、キャプテンを務めることに。オールスターゲーム史上2位となる平均25.0得点を残しており、今年の本戦でもすばらしいパフォーマンスを見せてくれるはず。

 アデトクンボ、エンビードはイーストを代表するビッグマンであり、ここ数年フロントコートとしてスターターを務めている実力者。アデトクンボはデュラントを上回る平均27.3得点を記録。エンビードはシクサーズの選手として、アレン・アイバーソン(元シクサーズほか)以来初となる4年連続スターター入り。

 バックコートは共に2年ぶりとなったビールとカイリー。特にビールはイーストのバックコート部門でファン投票、プレーヤー投票、メディア投票の全てでトップという文句なしの選出。今季リーグトップの平均32.8得点と大暴れしているウィザーズのスーパーエースは、初のスターター選出。カイリーも今季はキャリアハイの平均28.3得点を残している。

平均得点でリーグトップを誇るビールが初のスターターに[写真]=Getty Images

■ウェスタン・カンファレンス

<キャプテン>
レブロン・ジェームズ(レイカーズ/17年連続17度目)

<スターター>
ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/3年連続3度目)
カワイ・レナード(クリッパーズ/3年連続5度目)
ステフィン・カリー(ウォリアーズ/2年ぶり7度目)
ルカ・ドンチッチ(マブス/2年連続2度目)

ヨキッチはリーグ最高級のビッグマン[写真]=Getty Images

オールスター選出回数で歴代3位となったレブロン、初の先発となったヨキッチ

 レブロンはカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか/19回)、コービー・ブライアント(元レイカーズ/18回)に次ぐ歴代3位の選出回数を誇るスーパースター。4年連続でキャプテンとなった36歳の超人は、ファン投票、プレーヤー投票、メディア投票でいずれもトップ得票数を手にした。

 タレントぞろいのウェストのフロントコート部門において、いずれもレブロンに次ぐ2位の得票数を得たのはヨキッチ。ナゲッツの選手がオールスターでスターターを務めるのは2011年のカーメロ・アンソニー(現ブレイザーズ)以来初。また、レナードは5度選ばれたオールスター全てでスターター入りしている。

 バックコート部門では今季超絶パフォーマンスを連発しているカリーと、マブスをけん引する若きスーパースター、ドンチッチがスターター枠に選出された。

自己最高級のシーズンを送るカリー[写真]=Getty Images

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