2021.02.22
2月11日(現地時間10日)、ブルックリン・ネッツはインディアナ・ペイサーズと対戦し、104ー94で勝利した。ケビン・デュラントが安全衛生プロトコルのために欠場したものの、ジェームズ・ハーデンが19得点11リバウンド5アシスト、ジョー・ハリスが17得点、デアンドレ・ジョーダンが12得点13リバウンド3ブロックと活躍し、チームに白星をもたらした。
そしてこの試合では、カイリー・アービングがオフェンスで躍動。得意とするミドルレンジのプルアップジャンパーやフェイダウェイに加えて、ジョーダンのアリウープダンクやトランジションでのアシストも輝いた。またフリースロー17本すべてを沈めるなど高い安定性も際立ち、最終的に35得点8アシストをマークしてチームをけん引してみせた。
この勝利で4連敗を回避したネッツ。指揮官のスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は、「選手たちは我々コーチが求めることすべてに応えてくれた」とコメント。「今夜は多くの笑顔と喜びがあり、コート上での仕事に対しての情熱もあった。それこそがケミストリーを築いていくために必要なんだ」と語っている。
また豪快なダンクをたたき込むなど活躍したジョーダンは、ペイサーズのシュート成功率を39.1パーセントにまで抑えこんだネッツのディフェンスについて言及。「試合の初めから終わりまで素晴らしいチームであるためにも、特にディフェンスで皆とつながる必要がある。今夜は48分間皆がまとまっているように感じられたね」と試合を振り返った。
前日のデトロイト・ピストンズ戦では、ハーデンとジョーダンが激しく言葉を交わし合う場面もみられた。しかしナッシュHCは「正直昨晩は感情的になってしまっていたんだ。DJ(ジョーダン)と私も少し口論したが、彼が試合中に熱くなって気持ちが高ぶることは知っていたし、今夜の彼の素晴らしい努力と働きぶりを誇りに思っている」と語っている。ジョーダン本人も「勝利に必要だったのはコミュニケーションだった」と話しており、思うようにいかず衝突がありながらもチーム全体が前進している様子がうかがえた。
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