2021.02.04

クリッパーズ戦を制したネッツのアービング、デュラントとハーデンについて「2人をずっと前から尊敬していた」

クリッパーズ相手にシーズンハイ39得点を叩き出したアービング[写真]=Getty Images
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シーズンハイのパフォーマンスを披露したアービング

 2月3日(現地時間2日、日付は以下同)、ブルックリン・ネッツロサンゼルス・クリッパーズと対戦し、124ー120で勝利。今シーズンの優勝候補が激突し、クリッパーズはカワイ・レナードが33得点、ポール・ジョージも26得点をマーク。ネッツもケビン・デュラントが28得点、ジェームズ・ハーデンも23得点11リバウンド14アシストのトリプルダブルを記録し、スーパースター同士の激しい攻防が繰り広げられた。

 最終的に勝利を手にしたネッツだったが、そのなかでもシーズンハイとなる39得点を叩き出し、白星に貢献したカイリー・アービング。3ポイントシュートやプルアップジャンパーなどいつものように得点を量産すると、クロスオーバーでレナードを振り切る場面も見られた。『USA Today Sports』のマイケル・スコット記者によると、アービングは試合後にレナードとジョージについて「クリッパーズには素晴らしい選手が2人そろっている。彼らは僕らと戦うために準備をしてきた。だからこそ僕たちもコートに立って全力を尽くそうと思ったんだ」と、コメント。競争意識の高いアービングにとって、この注目のゲームを制することができたのは大きいだろう。「試合を終えて今はそれをやり遂げたという感じだね」と語っている。

 またアービングはこの日スコアリングで活躍したデュラントと、万能な働きをみせたハーデンについても言及。「2人とも本当に優れた選手。彼らのことはずっと前からリスペクトしてきたんだ」と話す。「こうして今はチームメートになって、間近で2人のプレーを見れている。ここにいてそれができるのは素晴らしいに尽きる」と語った。

 4日の時点でネッツは戦績を14勝9敗とし、イースタン・カンファレンスの3位に位置付けている。ハーデン加入後は戦績を7勝3敗と勝ち越しており、今後はチームとしてさらなる飛躍が期待されることだろう。

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