オールスターゲームのリザーブ枠14選手が発表! ザイオンやラヴィーンらが初選出

ペリカンズのザイオン(左)とブルズのラヴィーン(右)[写真]=Getty Images

 2月24日(現地時間23日、日付は以下同)。NBAは3月8日にステイトファーム・アリーナ(アトランタ)で行なわれるオールスターゲームに出場するリザーブ枠の選手たちを発表した。

 リザーブ枠の選手たちは各チームのヘッドコーチたちによる投票で決まるもので、今年はザック・ラヴィーン(シカゴ・ブルズ)、ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)、ジュリアス・ランドル(ニューヨーク・ニックス)、ザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)が初選出となった。

 今後は3月5日に行なわれるドラフトで、イースタン・カンファレンスでファン投票トップとなったケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、ウェスタン・カンファレンスのレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)という両キャプテンが交互にスターター枠とリザーブ枠の選手たちを選んでいき、オリジナルチームを編成していくこととなる。

 今年のオールスターでリザーブ枠に入った計14選手は下記のとおり。
※チーム名は略称、所属は日本時間2月23日終了時点、並びはファミリーネームのアルファベット順

<NBAオールスターゲーム2021 リザーブ枠>

■イースタン・カンファレンス
ジェイレン・ブラウン(セルティックス/初選出)
ジェームズ・ハーデン(ネッツ/9年連続9度目)
ザック・ラヴィーン(ブルズ/初選出)
ジュリアス・ランドル(ニックス/初選出)
ベン・シモンズ(シクサーズ/3年連続3度目)
ジェイソン・テイタム(セルティックス/2年連続2度目)
ニコラ・ブーチェビッチ(マジック/2年ぶり2度目)

初選出が3人も、上位のペイサーズとラプターズからは選ばれず…

 今季見事な活躍を見せているブラウン、ラヴィーン、ランドルが初選出。23日終了時点で、セルティックスだけでなく、ブルズとニックスはいずれもプレーオフ出場圏内にいることからも納得のセレクトだろう。

 イースト上位にいるシクサーズのシモンズ、ネッツのハーデンも文句なしの人選と言っていい。テイタムは新型コロナウイルスに感染して苦しんだものの、昨季を上回る成績を残していることは見逃せない。

 リザーブ枠の中で唯一プレーオフ出場圏外から選ばれたのはマジックの大黒柱ブーチェビッチ。チームはイースト12位(13勝18敗)と低迷しているものの、ブーチェビッチはいずれも自己最高となる平均24.1得点に3ポイント40.5パーセント(平均2.5本成功)をマーク。

 一方、イースト4位のペイサーズ、同5位のラプターズからは選出なし。さらには昨季イーストを制したヒートのジミー・バトラーバム・アデバヨというオールスターデュオも、今年は選出されなかった。

初選出となったブラウン[写真]=Getty Images

■ウェスタン・カンファレンス
アンソニー・デイビス(レイカーズ/8年連続8度目)
ポール・ジョージ(クリッパーズ/2年ぶり7度目)
ルディ・ゴベア(ジャズ/2年連続2度目)
デイミアン・リラード(ブレイザーズ/4年連続6度目)
ドノバン・ミッチェル(ジャズ/2年連続2度目)
クリス・ポール(サンズ/2年連続11度目)
ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ/初選出)

昨季とほぼ同様、上位チームから軒並み選出される結果に

 デイビス、ゴベア、リラード、ミッチェル、ポールは昨年と同様。いずれも強豪ぞろいのウェストで上位にいるチームの主力だけに、妥当な人選だろう。

 フィールドゴール、3ポイントの成功率でキャリアハイのペースを残すジョージはクリッパーズ移籍後としては初選出。ザイオンは2年目ながら、今季は出場時間に制限がなく、欠場も1試合のみと健康体を維持。昨季の新人王ジャ・モラント(グリズリーズ)よりも先にオールスター入り。今季はここまで平均25.1得点6.8リバウンド3.1アシストにフィールドゴール61.6パーセントを残している。

2年ぶりにオールスターへ返り咲いたジョージ[写真]=Getty Images

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