ラプターズの得点源パスカル・シアカムがオールスターブレイクまで欠場へ

シアカムが今後3試合を欠場することに[写真]=Getty Images

 2月28日(現地時間27日、日付は以下同)。トロント・ラプターズで得点源の一角を務めるパスカル・シアカムが、新型コロナウイルスの安全衛生プロトコルに入っており、次の3試合も欠場することになると『ESPN』が報じた。

 27日に行なわれたヒューストン・ロケッツ戦。ラプターズはシアカムだけでなく、ニック・ナースHC(ヘッドコーチ)を含む6人のコーチングスタッフが同プロトコル入りとなり、セルヒオ・スカリオロAC(アシスタントコーチ)が指揮を執ることに。

 この試合、ラプターズはノーマン・パウエルが30得点、フレッド・バンブリートが25得点4アシスト3スティール、カイル・ラウリーがトリプルダブル(20得点11リバウンド10アシスト)、ディアンドレ・ベンブリーが13得点、OG・アヌノビーが11得点5アシスト、4試合ぶりに出場した渡邊雄太が4得点を残し、122-111で勝利している。

 ラプターズは27日終了時点でイースタン・カンファレンス4位の17勝17敗。だが4位から9位タイのシャーロット・ホーネッツ(15勝17敗)まで7チームが1.0ゲーム差という大混戦となっており、1試合の勝敗で順位が入れ替わる状況。

 だがオールスターブレイクまで残り3試合のラプターズは、今季平均20.1得点7.5リバウンド4.8アシスト1.2スティールを残すエースフォワードを欠いて戦うこととなる。戦力ダウンの中、渡邊にもチャンスが回ってくる可能性もあるだけに、出場できる選手たちの奮起に期待したいところだ。

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