2021.02.27
2月22日(現地時間21日)、トロント・ラプターズがホームでイースタン・カンファレンス首位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦した。
第1クォーター、カイル・ラウリーを怪我で欠くラプターズはディアンドレ・ベンブリーの得点で先制するも、そこから連続失点で2-11とされる苦しい立ち上がり。2ケタリードを奪われる展開が続く中、残り3分5秒のフレッド・バンブリートの3ポイントを皮切りに、5連続で長距離砲が炸裂。その内4本を沈めたバンブリートがフリースローも決めて、16-0のランでラプターズが28-24と一気に逆転して終える。
続く第2クォーター、ラプターズが有利に試合を進めるもリードを広げることはできず、終盤にトバイアス・ハリスの連続得点で逆転を許す。その後、ジョエル・エンビードやセス・カリーの3ポイントで主導権を奪われ、52-55で試合を折り返す。
迎えた第3クォーター、立ち上がりからシクサーズの3ポイント攻勢により2ケタ点差に広げられる。しかし、終盤にクリス・ブーシェイが立て続けに3ポイントを沈めて同点とすると、バンブリートのフリースローで一時は逆転に成功。その後ベン・シモンズの得点で再びリードを奪われ、83-84で勝負の最終クォーターへ。
第4クォーター序盤、再びブーシェイが連続で長距離砲を沈め同点に。その後もブーシェイは3ポイントやプットバックレイアップなどで追加点を奪う活躍を見せ、ラプターズが主導権を奪い返す。さらに守備ではシクサーズの得点を5分以上もストップさせ、点差を2ケタに広げることに成功。終盤にエンビードが7得点を奪いシクサーズも追い上げを見せるが、最終スコア110-103で逃げ切ったラプターズが4連勝を飾った。
勝利したラプターズはシアカムが23得点8アシスト7リバウンド、バンブリートが5本の3ポイントを含む23得点9アシスト、ベンチから出場のブーシェイが5本の3ポイントを含む17得点5リバウンドを挙げた。なお、渡邊雄太は故障による欠場を除くと1カ月ぶりの出場なしとなった。
一方、シクサーズはシモンズが28得点9リバウンド5アシストと活躍。エンビードは25得点17リバウンドをマークするもフィールドゴール確率は30パーセントを記録し、今季11敗目を喫した。
■試合結果
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ 103-110 トロント・ラプターズ
PHI|24|31|29|19|=103
TOR|28|24|31|27|=110
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