ビクター・オラディポがロケッツとの契約延長を拒否…ヒートとニックスへの移籍の噂が浮上

今シーズン中にロケッツへ移籍したオラディポだが、ここへきて再びトレードの可能性が浮上[写真]=Getty Images

オラディポのトレードの噂が再浮上

 3月1日(現地時間2月28日、日付は以下同)、ビクター・オラディポがヒューストン・ロケッツからの2年4,520万ドル(約48億1,900万円)の契約延長オファーを断っていたことが、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によって報道された。同選手は今シーズン終了後に制限なしフリーエージェントになり、その際ロケッツは4年1億5,100万ドル(約160億9,900万円)、5年1億9,500万ドル(約207億9400万円)の再契約オファーをすることが可能だという。

 今季インディアナ・ペイサーズからトレードで移籍したオラディポは、ロケッツで13試合スターターとして出場し、平均18.9得点4.9リバウンド4.8アシストを記録。しかしチームは同日の時点で戦績11勝21敗と西の14位に沈んでおり、『Clutch Points』によれば、契約延長オファーを断られたロケッツはオラディポを放出する可能性があるそうだ。

 その際オラディポ獲得の有力候補とされているのがマイアミ・ヒートだ。ヒートは今季の早い段階からすでに彼のトレード獲得を狙っており、今季終了後にフリーエージェントになれば、引き続きターゲットにしていくという。またニューヨーク・ニックスもオラディポ獲得に関心を示しているという。

 なおトレードデッドラインは今月26日までであり、それまでにトレードの協議が盛んに行われることが予想される。ロケッツは球団の方針としてスモールラインナップと若返りを目指しており、デマーカス・カズンズをウェイブし、ベテランのPJ・タッカーもトレードが噂されている。ロケッツは選手としてバリューがあるオラディポをトレードして見返りを得ることを目的としているのか、いずれにしてもデッドラインまで目が離せない展開になりそうだ。

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