3月8日(現地時間7日、日付は以下同)に一夜限りのNBAオールスターが終わり、各チームは現在オールスターブレイクを迎えている。
シーズン後半戦は11日から5月17日まで組まれているのだが、今月26日はトレードデッドラインとなっており、その前後で選手が所属チームとバイアウトを成立させて即戦力のフリーエージェントとなることも十分考えられるだけに、プレーオフ進出を目指すチームや覇権争いをしているチームが戦力増強を狙う時期と言っていい。
昨季覇者ロサンゼルス・レイカーズは、シーズン前半戦を終えてウェスタン・カンファレンス3位の24勝13敗。だがアンソニー・デイビスを右足のケガで欠いており、リムプロテクター役として先月末にデイミアン・ジョーンズと10日間契約を結んだものの、さらなるグレードアップを狙っている。
そこで候補に挙がっているのは先月ヒューストン・ロケッツからウェイブされたデマーカス・カズンズ、そしてトレード成立まで出場しないことでチームと本人が合意に達したアンドレ・ドラモンド(クリーブランド・キャバリアーズ)。
『THE RINGER』のケビン・オコナー記者によると、レイカーズはカズンズよりもドラモンド獲得に関心を示しているという。
ペイントエリアで攻防両面に渡ってエネルギッシュなプレーができるドラモンドのトレードが成立すれば、自動的に移籍先でプレーすることになるのだが、もしデッドラインまでにトレードが成立しない場合はバイアウトとなってフリーエージェントとなる可能性があるため、レイカーズとしてはその隙にドラモンドを獲得しようとしているのかもしれない。