ハーデンの40得点超えトリプルダブル…ビンス・カーター以来ネッツ史上2人目の大記録

カーター(写真右)と同等の大記録を残したハーデン(写真左)[写真]=Getty Images

 3月18日(現地時間17日)のインディアナ・ペイサーズ戦で、ブルックリン・ネッツのジェームズ・ハーデンは40得点10リバウンド15アシストとトリプルダブルを達成した。

 獅子奮迅の活躍でカイリー・アービングケビン・デュラントを欠くチームを124-115と勝利に導き、個人としてもNBA史上4人しか達成していない100度目の40得点超えを果たしたハーデン。さらに、「NBA History」によると、ハーデンはこの試合でネッツ史上2人目となる40得点超えのトリプルダブルを達成した選手になったという。

 気になる1人目の選手は、ニュージャージー・ネッツ時代の2004年から2009年にかけて在籍したビンス・カーターだ。カーターは2007年4月7日に行われたワシントン・ウィザーズ戦で、46得点16リバウンド10アシストを記録。チームの歴史に残る活躍ぶりで勝利に貢献した。

 なお、この試合ではジェイソン・キッドも10得点16リバウンド18アシストを記録しており、1989年にシカゴ・ブルズのマイケル・ジョーダンとスコッティ・ピペンが達成して以来、18年ぶりに複数選手が同時にトリプルダブルを達成した試合としても話題となった。

史上7組目となるトリプルダブル同時達成を果たしたキッドとカーター[写真]=Getty Images

 カイリー、デュラント、ハーデンが名を連ねる今シーズンのネッツであれば、チームとしてはキッドとカーターのコンビ以来となるトリプルダブル同時達成も十分に期待できるだろう。それだけに、負傷がちなカイリーとデュラントのコンディション回復が一層望まれる。

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