2021.03.19

ウルブズがサンズを下す大金星、新人エドワーズが史上3番目の若さで40得点超え

今季のドラ1ルーキーが大暴れを見せた[写真]=Getty Images
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 3月19日(現地時間18日、日付は以下同)。ミネソタ・ティンバーウルブズがフェニックス・サンズ相手に123-119で競り勝ち、大金星を手にした。

 この試合を終えて、ウェスタン・カンファレンス3位の26勝13敗のサンズに対し、ウルブズは依然としてリーグワーストの10勝31敗ながら、オールスターブレイク後だけで見れば3勝2敗と大健闘。

 そのウルブズでスコアラーとして台頭しているのが新人のアンソニー・エドワーズ。屈強な肉体と見事なアスレティック能力を兼備するスイングマンは、この試合でフィールドゴール48.4パーセント(15/31)を決め切り、キャリアハイの42得点に7リバウンド3アシスト2スティールの大暴れ。

「僕らはいま勝っている。勝利している時というのは、いつだってうれしいものさ」と語ったエドワーズは、昨年のドラフト1巡目全体1位でウルブズ入りし、球宴後の5試合で平均30.6得点とスコアリングマシンと化している。

 特にこの日は19歳と225日で40得点超えとなり、ウルブズのルーキーとして史上最多得点を更新したばかりか、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ/19歳と88日)、ケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ/19歳と200日)に次いで史上3番目の若さで40得点ゲームを達成。

 さらに、この日は大黒柱のカール・アンソニー・タウンズもフィールドゴール62.5パーセント(15/24)、3ポイント71.4パーセント(5/7)で計41得点に10リバウンド8アシストと猛威を振るい、フランチャイズ史上2度目となる2選手が40得点超え。

 今季途中に就任したクリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)も「信じられないほど特別なこと。あの2人は非常に効率良くプレーしていた。特にKAT(タウンズの愛称)はトリプルダブル級だった。彼らが我々を引っ張ってくれたんだ」と両選手の働きを絶賛。

 ウルブズでは両選手のほか、ファンチョ・エルナンゴメスが14得点5リバウンド2スティール、ナズ・リードが10得点をマークし、勝利に貢献した。

 一方のサンズはデビン・ブッカーが35得点に6アシスト、クリス・ポールが17得点7リバウンド5アシスト4スティール、ミケル・ブリッジズが17得点5リバウンド8アシスト、ディアンドレ・エイトンが14得点7リバウンドを残すも、思わぬ黒星を喫することとなった。

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