レイカーズに暗雲、レブロン・ジェームズが重度の右足首捻挫のため無期限の離脱へ

レブロンが第2クォーター序盤にロッカールームへ[写真]=Getty Images

 3月21日(現地時間20日、日付は以下同)。アトランタ・ホークスとロサンゼルス・レイカーズによる一戦が行なわれ、第2クォーター序盤にレブロン・ジェームズへアクシデントが襲い掛かった。

 モントレズ・ハレルとの2メンゲームの際にホークスのディフェンダー3人に囲まれたレブロンは、ルーズボール争いの際にソロモン・ヒルの身体が右足首に寄りかかったことで負傷。

 タイムアウト後、レブロンは3ポイントを沈めたものの、残り10分4秒にコートを後にすると、ロッカールームへと向かい、この試合はコートに戻ることはなく、レイカーズ側が重度の右足首捻挫のため無期限の離脱になると発表。

 試合はハレルが23得点11リバウンド、デニス・シュルーダーが16得点7リバウンド4アシスト、マーキーフ・モリスが12得点6リバウンドを残すも、好調ホークスの前に94-99で敗れたことで連勝が4でストップ。

 レイカーズは現在、アンソニー・デイビスも右ふくらはぎとアキレス腱炎のため戦線離脱しており、具体的な復帰時期は未定。ビッグマンのマルク・ガソルもコンディショニングのために欠場と、主力2人が欠場。

「このチームには十分にオフェンス面の武器がある。それに我々にはディフェンスのメンタリティーも備わっている。私としては、このチームは十分に(試合に)勝利できると思う」とフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は語るも、チームトップのスコアラー兼プレーメイカーのレブロン不在は大きな打撃となるに違いない。

 もっとも、シュルーダーは「彼はこれまでにも挽回してきた。2、3日で戻るんじゃないかな。僕はあまり心配していない」と話しており、ハレルも「彼はプロなんだ。戻るまでに長い時間を要するとは思っていない。でも彼も人間だということ」と楽観視している。

「今、俺はケガをしている。そして今、(このケガから)回復するための道のりはスタートしている。俺はすぐに戻ってみせる」とレブロン自身もツイートしていたものの、シーズンは折り返し地点を過ぎたばかりのため、シーズン終盤戦ならびにプレーオフに向けて、ここで無理をさせたくはないだろう。

 レブロンとデイビスを欠くこととなったレイカーズ。シュルーダーやハレル、カイル・クーズマといった選手たちを中心に、どこまで勝ち星をつかむことができるのか、注目していきたい。

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