2021.04.01
昨季覇者ロサンゼルス・レイカーズは、キャリア18年目の大ベテラン、レブロン・ジェームズを中心に今季も白星を積み重ねており、3月17日(現地時間16日、日付は以下同)終了時点でウェスタン・カンファレンス3位の27勝13敗と好位置にいる。
アンソニー・デイビスをケガで欠く中、レイカーズはデニス・シュルーダーやモントレズ・ハレル、カイル・クーズマ、さらには2年目のタレン・ホルトン・タッカーらが奮戦してデイビスの穴を埋めており、現在3連勝を飾っている。
もっとも、レイカーズの最重要人物は依然としてレブロンであることに変わりはない。16日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で22得点10リバウンド11アシスト、翌17日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でも25得点12リバウンド12アシストと、NBA史上最年長(36歳)で2夜連続のトリプルダブルを達成。
バスケットボール界の“キング”ことレブロン率いるレイカーズの次戦は、19日のシャーロット・ホーネッツ戦。今季いずれもルーキートップとなる平均15.8得点6.0リバウンド6.3アシスト1.6スティールを記録し、新人王の最有力候補となっているラメロ・ボールにとっては、NBA史上屈指のスーパースター、レブロンとの初対決となる。
ところが、ボールは17日に行なわれた会見で「いやぁ、特には。僕は(他の選手たちとは)ちょっと違う環境で育ってきたから。そこまでバスケットボールに関わってきたわけじゃないんだ」と口にしていた。
もちろん、決してボールがレブロンのことを軽視しているわけではない。レブロンと対戦することは「きっと最高だろうね」ともコメントしている。ただ、ボールにとっては「毎試合、同じアプローチで臨む。勝利をつかめるように戦うんだ」という自身のスタイルを崩さずに立ち向かうということのようだ。
4連勝中のホーネッツは、ここまでイースタン・カンファレンス5位の20勝18敗と好調。18日からウェストのチームとのアウェー5連戦が控えており、デンバー・ナゲッツ戦とレイカーズ戦は2連戦となる。タフな日程が続くのだが、ボールがスーパースター相手にどのようなプレーを見せてくれるのかは楽しみである。
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