「最高のランだった。これまでやったことがないことだったからね。でもいつかは終わりが来る。今は新たなランに向けてスタートしなきゃいけない。次のプレーをどうするかというメンタリティってやつさ。だけど、スペシャルな期間だったことは確かだね」。
そう語ったのは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー。4月22日(現地時間21日、日付は以下同)に行なわれたワシントン・ウィザーズ戦で、カリーは18得点に終わり、連続30得点超えは11試合で終わりを迎えた。
この日のカリーはフィールドゴール28.0パーセント(7/25)、3ポイント14.3パーセント(2/14)の乱調。チームも第4クォーター中盤に2ケタ点差のリードを得たものの、最後はウィザーズの粘りに遭って114-118で惜敗となった。
とはいえ、カリーがここ12試合で見せてきたパフォーマンスは圧巻のひとことに尽きる。4月に行なわれた11試合では平均38.7得点6.3リバウンド4.7アシストにフィールドゴール52.3パーセント、3ポイント47.1パーセント、フリースロー91.1パーセントと、驚異的なパフォーマンスを残している。
4月のプレーぶりについて、カリーはこう話していた。
「正しいタイミングでピークへと持ち込むことができている。通常、このチームのシーズン、あるいは僕のシーズンというのは、シーズンが進むにつれて向上していくんだ。だから今シーズンも例外なくその状態になっていることがうれしいね。これからもうまくなり続けていくし、ここで得た自信をキープして、シーズン終盤に向けて自分のベストなバスケットボールをプレーしていきたいね」。
ウォリアーズは現時点で29勝30敗。ウェスタン・カンファレンス9位であり、シーズン最終盤に向けてプレーイン・トーナメントでどこまで優位な順位へと持ち込むことができるのか。カリーが繰り出す超絶プレーの数々にも大いに期待したいところだ。