5月12日(現地時間11日)、ブルックリン・ネッツはアウェーでシカゴ・ブルズと対戦した。
ネッツは5月に入って2勝4敗と調子を落としているが、この試合ではカイリー・アービングを起点としたオフェンスを中心に得点を重ねるなど順調な滑り出しを見せ、32-23とリードして第1クォーターを終える。続く第2クォーターもペースを握り続け、終盤にはニコラス・クラクストンが豪快なダンクでチームに勢いを与える。相手に点差を詰めさせず、64-51で前半を終える。
迎えた後半戦、序盤にアービングがリバウンドの際に相手選手と接触し、コートから離脱。攻め手を一つ失ってしまうが、ケビン・デュラントが次々とシュートを決め、93-74で第3クォーターを終える。
最終クォーターもネッツのペースで試合が進む中、残り3分でニコラ・ブーチェビッチの3ポイントシュートが決まり流れを掴まれかけてしまう。それでもデュラントやジェフ・グリーンらが落ち着いて決め返し、最後はファウルゲームで得たフリースローを沈め、115―107で勝利した。
ネッツは21得点のデュラントを筆頭に8選手が2ケタ得点を取るなど層の厚さを見せた。一方のブルズはザック・ラビーンが41得点を記録したものの、勝利には届かなかった。
■試合結果
シカゴ・ブルズ 107-115 ブルックリン・ネッツ
CHI|23|28|23|33|=107
BKN|32|32|29|22|=115