2021.07.17
今週末から開幕する「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21」を前に、岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)と岡田侑大(富山グラウジーズ)がオンラインで会見に応じた。
会見はCSへ向けての意気込みからスタート。岸本が「短いようで長かったレギュラーシーズンが終わって、いよいよCSで戦えるというところまで来たので、やっとスタートラインに立ったという気持ちです」と現在の心境を述べると、岡田は「僕自身初めてのCSなので、いつも通りのパフォーマンスができるように頑張っていきたいと思います」とフレッシュな豊富を語った。
40勝16敗で西地区4連覇を果たした琉球だが、まだファイナルに進出したことはない。地区の東西で何か違いがあるのかと問われた岸本は、「上位に来るのは東のチームが多いことも事実ですし、意識していないかと言われたらそれは嘘になります」と本音を吐露。しかし、「僕的には自分たちが優勝することによってそういうイメージは少なからず壊せるのかなという思いがありますし、僕らを応援してくれている方々もそれを望んでいると思います。みんなが抱くイメージをいい意味で壊せるように戦っていきたい」と意気込んだ。
また、今回のCSは新たに建設された沖縄アリーナがその舞台となる。日本にできたNBAクラスのアリーナだが、琉球にとってこの新しいホームコートでまだ1勝しか勝ち星を挙げることができず、決して分が良いとは言えない。
それについて問われた岸本は「アリーナで最初の試合を終えた後の会見でも話したんですけれど、自分たちのパフォーマンスが上がるということはある程度想定していたんですが、相手チームも同じようにパフォーマンスが上がっているというのを毎試合感じています」と分析。さらに「CSの初戦の相手が特に勢いに乗ったら止められない富山なので、沖縄アリーナをうまく活用されないように、僕たちが戦っていかなきゃなと思っています」と警戒をした。
対する岡田は「あんなに大きい体育館でプレーしたことがないので、少し緊張することもあると思いますが、いつも通り平常心でやっていきたいなと思います」と、こちらは普段どおりを強調。
岸本は会見の最後に「チームメート全員がCSという舞台で優勝するということを目標に掲げて戦ってきました。応援してくれているファンの方々が僕ら以上にこの舞台を望んでいたと思うので、昨シーズンが途中で終わってしまった分も含め、色々な人の想いを僕ら自身背負って戦っていきたいと思います。そして最終的には目標としている優勝をつかみ取ってファンの方々と喜びを共有したいと思っています」とメッセージを送った。
岡田は「まだ富山グラウジーズとしてCSで勝利がないので、自分たちとしては行けるところまで行きたい、チャレンジャー精神を忘れずにやっていきたいと思います。ブースターさんも同じ思いでいると思うので、自分たちはそれをコートでしっかりと表現していきたいです」とアウェーの地での活躍を誓った。
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