2021.04.17

宇都宮が富山を寄せつけず26点差快勝…スコットがダブルダブルで10連勝に貢献

24得点12リバウンドを記録しチームをけん引したスコット(中央、写真は4月16日)[写真]=B.LEAGUE
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 4月17日、各地でB1リーグ第34節が開催され、宇都宮ブレックスはアウェーで富山グラウジーズと対戦した。

 出場停止などで外国籍選手を欠く富山に対し、試合開始から宇都宮はジョシュ・スコットLJ・ピークがインサイドで主導権を握り、得点を重ねる。中盤には富山の宇都直輝に得点を許すも、アウトサイドから遠藤祐亮などが3ポイントシュートを沈め、着実に点差を広げて第1クォーターが終了。

 32-19とリードして迎えた第2クォーターでは、比江島慎、スコットなどが内外で得点を量産し、富山を寄せつけない。終盤には宇都にフリースローで加点されるが、53-34とリードを維持してハーフタイムへ。

 第3クォーターはスコットやジェフ・ギブスがインサイドで加点する一方、富山の宇都や前田悟などに得点を許し、わずかに点差を詰められる。しかし、高さの利を活かして攻め立てる宇都宮が勢いを取り戻し、85-60で最終クォーターへ。

 第4クォーターでは、富山の前田や岡田侑大らに得点を許す場面があるものの、ギブスのインサイドアタック、テーブス海の3ポイントシュートなどで加点し、リードを確かなものにする。試合終盤にはスコットや竹内公輔もさらに得点を記録し、点差を保ってタイムアップ。107-81で10連勝を飾った。

 宇都宮はスコットが24得点12リバウンドとダブルダブルを記録。また、そのほか4選手が2ケタ得点を記録し、26点差での勝利に貢献した。対する富山は宇都が26得点5アシスト、前田が16得点7リバウンドと外国籍選手が欠場する中で奮闘した。また、飴谷由毅が自身最多となる10得点を記録し、敗戦となったものの好記録を残した。

■試合結果
富山グラウジーズ 81-107 宇都宮ブレックス(@富山市総合体育館)
富 山|19|15|26|21|=81
宇都宮|32|21|32|22|=107

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