5月19日(現地時間18日、日付は以下同)。NBCA(the National Basketball Coaches Association)は、今季の最優秀コーチにモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ/フェニックス・サンズ)が選ばれたと発表した。
この賞は2017年に亡くなった前NBCAエグゼクティブ・ディレクター、マイケル・ゴールドバーグに敬意を表して創設された、NBA全30チームのHCたちの投票によって決まるアワード。
18-19シーズンにウェスタン・カンファレンス最下位の19勝63敗に沈んでいたサンズは、昨季ウィリアムズHCが就任してウェスト10位の34勝39敗まで躍進。特に第二幕として行なわれたシーディングゲーム(順位決定戦)では8戦負けなしという快進撃を見せた。
そしてクリス・ポールやジェイ・クラウダーといった即戦力のベテランたちをロースターへ加えた今季、サンズはユタ・ジャズ(52勝20敗)に次ぐウェスト2位の51勝21敗、リーグ全体でも2番目に高い勝率を残し、2010年以来となるプレーオフ進出を決めている。
ダラス・マーベリックスの指揮官で、NBCA代表を務めるリック・カーライルHCは「おめでとう、モンティ・ウィリアムズ。あなたは最もこの賞を表彰される価値があります。この2年間というもの、モンティはサンズを19勝63敗からリーグで2番目に良い戦績を残すチームへと導きましたし、07年以来初となるディビジョンチャンピオンとなりました」とウィリアムズHCを称えた。
ウェスト2位のサンズは、20日に行なわれるロサンゼルス・レイカーズとゴールデンステイト・ウォリアーズによるプレーインゲームの勝者とプレーオフのファーストラウンドを戦うこととなる。