5月27日(現地時間26日、日付は以下同)。今年4月に不整脈の症状が悪化したため現役引退を発表したラマーカス・オルドリッジが『ESPN』の「The Jump」に出演した。
NBAキャリア14シーズンを戦い抜いたオルドリッジは、ポートランド・トレイルブレイザーズで9シーズン、サンアントニオ・スパーズで約6シーズン、今季途中からブルックリン・ネッツでプレー。
オルドリッジは通算1029試合の出場で、平均19.4得点8.2リバウンド2.0アシスト1.1ブロックを記録。オールスターに7度、オールNBAチームに5度選ばれた実績を持つビッグマンで、ポストプレーやターンアラウンドジャンパー、フェイダウェイジャンパーなどで得点を量産してきた。
番組内で、もしブレイザーズが背番号12を永久欠番にしたら、どんな意味を持つか聞かれ、オルドリッジはこう切り返していた。
「まず言えるのは、誰だって永久欠番になれば光栄だということ。私にとっては最高なことさ。(ポートランドは)私にとって全てが始まった場所であり、初めてオールスターになった場所でもある。それに私はあのチームでゴー・トゥ・ガイも務めてきた。だからもし実現すればものすごくうれしいね。あそこは私にとって大好きな思い出が詰まった場所の1つなのだから」。
オルドリッジの元チームメート、デイミアン・リラードは引退が決まった直後に「ブレイザーズは背番号12を永久欠番にする時だ。彼はトレイルブレイザーズのユニフォームを身にまとい、すばらしいキャリアを送ってきた」と口にしていたことも印象的。
事実、オルドリッジは通算5434リバウンドでフランチャイズ史上1位、1万2562得点は同3位、658ブロックと2万2972分はいずれも同4位、出場試合数(648)で同5位と、ブレイザーズにおいてフランチャイズ史上有数の成績を残してきた。
現在ブレイザーズはプレーオフの真っ只中にあるものの、オフシーズンになればフランチャイズの功労者へうれしいニュースが届くのではないだろうか。