7月9日(現地時間8日、日付は以下同)、ミルウォーキー・バックスがフェニックス・サンズとのNBAファイナル第2戦に臨み、108−118で敗戦した。
第1戦を105−118で落としていたバックス。第2戦では前半終了時点で45−56とリードを許し、後半に猛チャージを見せたものの追いつくことはできず、敵地で2連敗を喫してしまった。この試合ではドリュー・ホリデーが17得点、クリス・ミドルトンが11得点を挙げるにとどまるなど精彩を欠く内容だったが、その中でヤニス・アデトクンボは42得点14リバウンドを記録し、一人気を吐いた。
ヤニスは前半終了時点で12得点にとどまっていたが、11点のリードを許して突入した第3クォーターに覚醒。このクォーターだけで20得点を挙げる活躍を見せ、追い上げの原動力となった。ちなみに『ESPN Stats&Info』によると、単一クォーターでの得点としては、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)が1993年にサンズとのファイナル第4戦で記録した22得点以来の最多得点となったようだ。
アトランタ・ホークスとのイースタン・カンファレンス決勝第4戦で左ひざを負傷し、ファイナル出場が危ぶまれていたが、初戦で復帰を果たした背番号34。2連敗スタートとなってしまったが、ヤニスは2戦連続でダブルダブルを達成するなど復帰早々ハイパフォーマンスを見せている。ホームで迎える第3・4戦ではどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
Giannis filled up the stat sheet:
42 PTS | 12 REB | 4 AST | 3 BLK | 1 STL pic.twitter.com/MR47W30hNd
— Milwaukee Bucks (@Bucks) July 9, 2021