マジックがジャマール・モーズリーのヘッドコーチ就任を発表

マジックのヘッドコーチに就任したジャマール・モーズリー[写真]=Getty Images

 オーランド・マジックは12日(現地時間11日、日付は以下同)、ジャマール・モーズリーがヘッドコーチに就任すると発表した。

 モーズリーは現在42歳で、現役時代オーストラリアやスペインなどでプレーし、2005年に現役引退。引退後デンバー・ナゲッツのプレーヤーデベロップメントコーチに就任し、2007年からは同チームのアシスタントコーチに就いた。2010年から2014年までクリーブランド・キャバリアーズのACを務めたのち、ダラス・マーベリックスのACに就任。サマーリーグではヘッドコーチを務めた経験を持つ。

 今回の発表に際し、マジックのバスケットボールオペレーション部門のジェフ・ウェルトマン社長は「(モーズリーの)指導方針はプレーヤーの育成に根ざしている。彼はコミュニケーター兼コネクターであり、私たちのチームを率いることを楽しみにしている」との声明を発表した。

 マジックは今シーズン21勝51敗でイースタン・カンファレンスの14位。トレード市場でエバン・フォーニエ(現ボストン・セルティックス)やアーロン・ゴードン(現ナゲッツ)、ニコラ・ブーチェビッチ(現シカゴ・ブルズ)といった主力を放出したため、3年ぶりにプレーオフ進出を逃す形となった。選手育成に定評のあるモーズリーHCのもと、来シーズンはどこまで成績を伸ばすことができるか。

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