今年4月16日(現地時間15日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツのラマーカス・オルドリッジは、不整脈の症状が悪化したこともあり、現役引退を発表。15年のNBAキャリアに終止符を打つこととなった。
あれから約3か月半が経過した8月5日。医師の診察の末、オルドリッジがNBA復帰に向けて熟考していると『ESPN』が報じた。
36歳のオルドリッジは、キャリア平均19.4得点8.2リバウンド2.0アシスト1.1ブロックを残す211センチのビッグマン。オールスターに7度、オールNBAチームには5度選ばれた実績があり、昨季はサンアントニオ・スパーズとネッツでプレー。
生命に関わる健康上の問題を抱えていただけに、オルドリッジがNBAチームと契約を結ぶためにはその球団におけるメディカルチェックをクリアしなければならず、オルドリッジ自身も再びコートでプレーするかどうかは決めていない段階だと同メディアは報道。
オルドリッジは自身のツイッターで「これまでの15年間、私はバスケットボールを最優先にしてきた。今は自分の健康と家族のことを優先にする時がきたということ」と綴っていることから、現時点でこの男が現役復帰するかどうかは分からない。
それでも、経験豊富なビッグマンに対して、今後数週間で複数のチームが接触してくる可能性があると『ESPN』は報じており、キャリア16シーズン目をプレーする可能性は十分あると言えるだろう。