8月12日(現地時間11日、日付は以下同)。ネイスミス・メモリアル・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(以降、殿堂)は、9月12日に行なわれる今年の殿堂入り式典で、殿堂入りするメンバーたちのプレゼンターを発表した。
クリス・ボッシュ(元トロント・ラプターズほか)のプレゼンターには、2013年のファイナル第6戦でボッシュのオフェンシブ・リバウンドからパスを受けて劇的な同点弾を沈めたレイ・アレン(元シアトル・スーパーソニックスほか)と、このプレーを「フランチャイズの歴史において、最も重要なリバウンドとアシストだ」と評したパット・ライリー球団社長。
そのほか、ポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)にはセルティックスとブルックリン・ネッツで共闘したKGことケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)、ベン・ウォーレス(元デトロイト・ピストンズほか)にはピストンズを優勝へと導いたラリー・ブラウンHC(ヘッドコーチ)、クリス・ウェバー(元サクラメント・キングスほか)にはアイザイア トーマス(元ピストンズ)、トニー・クーコッチ(元シカゴ・ブルズほか)にはブルズ時代に3連覇をしたマイケル・ジョーダン(元ブルズほか)とジェリー・ラインズドーフ(ブルズのオーナー)がプレゼンターを務めることに。
今年の殿堂入りメンバーとプレゼンターは下記のとおり。
※チーム名は略称、下段がプレゼンター、カッコ内の数字は殿堂入りした年
■2021年殿堂入りメンバーとプレゼンター一覧
■北米委員会選出
リック・アデルマン(コーチ/ブレイザーズやキングスで指揮)
→ブラデ・ディバッツ(元キングスほか/19年)、ジャック・シクマ(元ソニックスほか/19年)
クリス・ボッシュ(元ラプターズほか)
→レイ・アレン(元ソニックスほか/18年)、パット・ライリー(コーチ/08年)
ポール・ピアース(元セルティックスほか)
→ケビン・ガーネット(元ウルブズほか/20年)
ビル・ラッセル(コーチ/選手としては1975年に殿堂入り)
→チャールズ・バークリー(元サンズほか/06年)、ジュリアス・アービング(元シクサーズほか/93年)、スペンサー・ヘイウッド(元ソニックスほか/15年)、アロンゾ・モーニング(元ヒートほか/14年)、ビル・ウォルトン(元ブレイザーズほか/93年)、リック・ウェルツ(18年)
ベン・ウォーレス(元ピストンズほか)
→ラリー・ブラウン(コーチ/02年)
クリス・ウェバー(元キングスほか)
→アイザイア トーマス(元ピストンズ/00年)
ジェイ・ライト(コーチ/現ビラノバ大学HC)
→チャールズ・バークリー(元サンズほか/06年)、ビル・カニングハム(元シクサーズほか/86年)、ハーブ・マギー(11年)、ジョージ・レイベリング(15年)
■女子委員会選出
ヨランダ・グリフィス(WNBA元サクラメント・モナークスほか)
→ヴァン・チャンセラー(07年)
ローレン・ジャクソン(WNBA元シアトル・ストーム)
→シェリル・スウープス(16年)
■功労者部門選出
ヴァル・アッカーマン(元WNBA代表)
→ラス・グラニク(13年)、リック・ウェルツ(18年)
コットン・フィッシモンズ(元コーチ/サンズやホークスで指揮)
→チャールズ・バークリー(元サンズほか/06年)、ジェリー・コランジェロ(04年)、フィル・ナイト(12年)
ハワード・ガーフィンケル(ファイブスター・バスケットボールキャンプなど)
→ジョン・カリパリ(15年)、グラント・ヒル(元ピストンズほか/18年)、ボビー・ハーリー(コーチ/10年)
クラレンス・ジェンキンズ(元選手)
→ウェイン・エンブリー(99年)
■国際部門選出
トニー・クーコッチ(元ブルズほか)
→マイケル・ジョーダン(元ブルズほか/09年)、ジェリー・ラインズドーフ(16年)
■ベテラン委員会選出
ボブ・ダンドリッジ(元バックスほか)
→オスカー・ロバートソン(元ロイヤルズほか/80年)
■ベテラン女子委員会選出
パール・ムーア(元選手)
→シルヴィア・ハッチェル(13年)