2021.05.17

ブルズ2度目の3連覇に貢献したクーコッチが国際部門で選出/2021年殿堂入りリスト

クーコッチはシックスマンとしてブルズの90年代後期の3連覇に貢献[写真]=Getty Images
国内外のバスケ情報をお届け!

 5月17日(現地時間16日、日付は以下同)。ネイスミス・メモリアル・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(以降、殿堂)は、2021年に殿堂入りする16名を発表した。

 今年選ばれたメンバーの殿堂入り式典は、9月12日にマサチューセッツ州スプリングフィールドで行なわれることとなる。

 16日に報じられていたポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)、ベン・ウォーレス(元デトロイト・ピストンズほか)、クリス・ウェバー(元サクラメント・キングスほか)に加え、クリス・ボッシュ(元トロント・ラプターズほか)やリック・アデルマン(コーチ)らが選出。ウェバーはキングス在籍時の指揮官アデルマンと共に殿堂入りとなった。

 また、シックスマンとしてマイケル・ジョーダンやスコッティ・ピッペンらと1996年から98年にかけてシカゴ・ブルズで3連覇を達成したトニー・クーコッチ(いずれも元ブルズほか)が国際部門で選出。ピッペンはツイッターで「ついに来た! 俺はTK(クーコッチの愛称)とプレーするのが大好きだったよ。それに彼は2度目の3連覇ですごく重要な選手だった。間違いなく殿堂入りに値する。彼がこの秋に(殿堂入りメンバーへ)加わるのを楽しみにしているよ」と祝福している。

 

 この日発表された16名は下記のとおり。
※NBAのチーム名は略称

<2021年のバスケットボール殿堂入りメンバー>

■北米委員会選出
リック・アデルマン(コーチ/ブレイザーズやキングスで指揮)
クリス・ボッシュ(元ラプターズほか)
ポール・ピアース(元セルティックスほか)
ビル・ラッセル(コーチ/選手としては1975年に殿堂入り)
ベン・ウォーレス(元ピストンズほか)
クリス・ウェバー(元キングスほか)
ジェイ・ライト(コーチ/現ビラノバ大学HC)

■女子委員会選出
ヨランダ・グリフィス(WNBA元サクラメント・モナークスほか)
ローレン・ジャクソン(WNBA元シアトル・ストーム)

■功労者部門選出
ヴァル・アッカーマン(元WNBA代表)
コットン・フィッシモンズ(元コーチ/サンズやホークスで指揮)
ハワード・ガーフィンケル(ファイブスター・バスケットボールキャンプなど)
クラレンス・ジェンキンズ(元選手)

■国際部門選出
トニー・クーコッチ(元ブルズほか)

■ベテラン委員会選出
ボブ・ダンドリッジ(元バックスほか)

■ベテラン女子委員会選出
パール・ムーア(元選手)

BASKETBALLKING VIDEO