2023.12.24

NBAクリスマスゲーム2023開催間近…今年の対戦カードと注目の数字をピックアップ!

2022年の覇者ウォリアーズのカリー(左)と昨季王者ナゲッツのマレー(右)[写真]=Getty Images
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 12月20日(現地時間19日、日付は以下同)。『NBA.com』は、今年のクリスマスゲームに向けて注目の試合や個人の優れたパフォーマンスなどを公開。26日に開催される5試合の対戦カードは下記のとおり。
※右側がホームチーム

■「NBAクリスマスゲーム2023」対戦カード一覧

ミルウォーキー・バックス×ニューヨーク・ニックス
ゴールデンステイト・ウォリアーズ×デンバー・ナゲッツ
ボストン・セルティックス×ロサンゼルス・レイカーズ
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ×マイアミ・ヒート
ダラス・マーベリックス×フェニックス・サンズ

シクサーズのエンビード(左)とヒートのバトラー(右)[写真]=Getty Images

 バックスとニックスは「NBAインシーズン・トーナメント」準々決勝で対戦しており、23日を終えた時点でイースタン・カンファレンス上位にいる注目チーム。

 2022年の覇者ウォリアーズと、2023年の王者ナゲッツによる新旧チャンピオン対決も必見だ。ウォリアーズにはステフィン・カリークレイ・トンプソンクリス・ポールといった役者がおり、ナゲッツにもニコラ・ヨキッチジャマール・マレーといったスター選手が在籍している。

 セルティックスとレイカーズは、NBA史上最多タイとなる17回の優勝回数を誇る名門チーム。23日終了時点でセルティックスはイースト首位の21勝6敗、レイカーズはウェスタン・カンファレンス9位の15勝14敗と、チーム戦績こそ開きがあるものの、ジェイソン・テイタムジェイレン・ブラウンクリスタプス・ポルジンギスのビッグ3を擁するセルティックス、レブロン・ジェームズアンソニー・デイビスという2枚看板が君臨するレイカーズの両チームは激しいゲームを展開してくれることだろう。

 イーストでプレーオフ常連のシクサーズとヒート、ウェストのマブスとサンズによる一戦もスター選手たちの競演となるだけに、白熱した試合となりそうだ。また、八村塁(レイカーズ)、渡邊雄太(サンズ)という日本人選手がNBAのクリスマスゲームでデビューする可能性もあるため、両選手が所属するチームの試合にも注目していきたい。

八村(左)と渡邊(右)はそろってクリスマスゲームデビューなるか?[写真]=Getty Images

 ここからは、『NBA.com』へ公開された“注目の数字”から一部抜粋して紹介していきたい。
※以降チーム名は略称

1:今年は第76回目のクリスマスゲーム。NBAがクリスマスデーに試合を始めたのは、2シーズン目の1947年のことだった。

2:NBAはクリスマスデーに5試合を開催する。これは16年連続のこと。

3:クリスマスデーの試合は、200以上の国と地域に50以上の言語で中継される。

5:クリスマスゲームの5試合のうち、ウォリアーズ対ナゲッツ、シクサーズ対ヒート、マブス対サンズは、「NBAプレーオフ2022」の再戦となる。

6:セルティックスとレイカーズがクリスマスゲームで対戦するのは2008年以来初。15年前の対戦は前年の「NBAファイナル2008」の再戦だった。この時レイカーズは王者セルティックスの19連勝を止め、フィル・ジャクソンがヘッドコーチ(HC)として通算1000勝を達成。

8:今年のクリスマスゲーム5試合では、全試合でMVP受賞経験のある選手たちがいる。バックスのヤニス・アデトクンボ(2019、2020年)、ナゲッツのニコラ・ヨキッチ(2021、2022年)、ウォリアーズのステフィン・カリー(2015、2016年)、レイカーズのレブロン・ジェームズ(2009、2010、2012、2013年)、シクサーズのジョエル・エンビード(2023年)、サンズのケビン・デュラント(2014年)だ。

9:レイカーズ(2020年)、バックス(2021年)、ウォリアーズ(2022年)、ナゲッツ(2023年)と、ここ4シーズンのNBAチャンピオンたちがそろって今年のクリスマスゲームを戦う。

10:レブロンはクリスマスデーの試合で得点(460)と出場試合(17)が歴代トップ。勝利数(10)もドウェイン・ウェイド(元ヒートほか)と並ぶトップタイの数字。

レブロンが今年勝利すれば、通算勝利数でも歴代単独トップに立つ[写真]=Getty Images

11:その他のクリスマスゲームの歴代記録保持者は、リバウンド(176)がビル・ラッセル、アシスト(145)がオスカー・ロバートソン、ブロック(25)がシャキール・オニール、スティール(29)がラッセル・ウェストブルック、3ポイントシュート成功数(31)がジェームズ・ハーデン

12:クリスマスデーの最多得点は、ニックスのバーナード・キングが1984年のニュージャージー・ネッツ戦で記録した60得点。

13:その他のクリスマスゲームの記録としては、リバウンド(36)がウィルト・チェンバレン(1961年)、アシスト(18)がガイ・ロジャーズ(1966年)とネイト・アーチボルド(1972年)、ブロック(8)がディアンドレ・ジョーダン(2011年)、スティール(7)がカイリー・アービング(2016年)、3ポイントシュート成功数(8)がパティ・ミルズ(2021年)となっている。

14:クリスマスデーにおける平均得点の最多記録は、トレイシー・マグレディの43.3得点。マグレディは3試合でいずれも40得点以上を奪ってきた。

15:クリスマスゲームにおける最高勝率は、ヒートの84.6パーセント(11勝2敗)で、現在8連勝中。エリック・スポールストラHCの下、ヒートはクリスマスゲームで8戦無敗を誇っている。

16:クリスマスゲームでトリプルダブルを達成したのは、ロバートソン(4)、ジョン・ハブリチェック、ビリー・カニンガム、レブロン、ウェストブルック(各2)、ドレイモンド・グリーンケンバ・ウォーカー、ハーデン、ヨキッチの合計9選手。

17:クリスマスゲームにおけるHCの最多勝利数は、フィル・ジャクソンとジャック・ラムジーの11勝。

18:エンビードはクリスマスデーの4試合で平均31.3得点を記録中。これはクリスマスゲームを2試合以上経験している現役選手としては最多の数字。

20:クリスマスゲーム最多勝利チームはレイカーズの24勝。続いてニックスが23勝としている。

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