W杯に向けたカナダ代表のロースター候補29名が発表、マレーを筆頭にNBA選手17名が選出

ナゲッツで主軸を務めるマレー。カナダ代表ではエース格としての役割を期待されている[写真]=Getty Images

FIBAランキング上位の2か国と同じグループで競い合うワールドカップ

 7月17日(現地時間16日)、カナダ代表が8月31日から中国で行われる「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019」(以降、W杯)のロースター候補29名を発表した。

 カナダ代表の指揮官には、昨季トロント・ラプターズをフランチャイズ初優勝へと導いたニック・ナースHC(ヘッドコーチ)が抜てきされている。

 FIBAランキング23位のカナダは、W杯でオーストラリア(同11位)、リトアニア(同6位)、セネガル(同37位)と共に、グループHでセカンドラウンド進出をかけて戦うこととなる。

カナダ代表の指揮官を務めるナースHC[写真]=Getty Images

 今回、カナダ代表のロースター候補に名を連ねたNBA選手は以下のとおり。
※チーム名は略称、G=ガード、F=フォワード、C=センター

■カナダ代表候補に選出されたNBA選手一覧
ニケイル・アレキサンダー・ウォーカー(G/ペリカンズ)
RJ・バレット(G/ニックス)
ケム・バーク(C/マジック)
クリス・ブウシェー(C/ラプターズ)
ディロン・ブルックス(F/グリズリーズ)
ブランドン・クラーク(C/グリズリーズ)
ルーゲンズ・ドート(G/サンダー)
シェイ・ギルジアス・アレクサンダー(G/サンダー)
コリー・ジョセフ(G/キングス)
フィオンドゥ・カベンゲリ(F/クリッパーズ)
トレイ・ライルズ(F/スパーズ)
ジャマール・マレー(G/ナゲッツ)

ケリー・オリニク(F/ヒート)
ドワイト・パウエル(F/マーベリックス)
マリオル・シェイヨク(F/シクサーズ)
ニック・スタウスカス(G/キャバリアーズ)
トリスタン・トンプソン(C/キャバリアーズ)

マレーやトンプソン、オリニクというバラエティー豊かなメンバーが選出

 NBA選手17名のうち、ルーキーを含むキャリア2年以下の選手が数多く並ぶ中、マレーやジョセフ、オリニク、トンプソンといった選手はNBAで複数年プレーしてきたキャリアを持っており、カナダ代表のけん引役を務めることが期待されている。

 ただし、昨季平均18.1得点4.8リバウンド2.5アシストを残したアンドリュー・ウィギンズ(ウルブズ)は今回不参加。「僕らは何度か会話を持ったんだけど、彼にとって今回出場することは正しい時ではないと感じていた」とバレットが明かした。

 カナダ代表はリトアニアとオーストラリアというFIBAランキング上位のチームに加え、高い身体能力を誇るセネガルとグループリーグを争うこととなる。

今年のドラフト全体3位指名のバレットの活躍にも期待がかかる[写真]=Getty Images

 2012年のロンドンオリンピックで、イギリス代表のアシスタントコーチ(AC)を務めた経験を持つナースHCは、チームの特徴についてこう述べている。

「我々がフィジカルに秀でたチームであることは分かっている。私はこれまで、リトアニア代表相手に多くの機会で、オーストラリア代表とも何度かコーチしてきた。フィジカルの強さを前面に押し出してプレーしていく準備をしなければならないね」。

 ナースHCが明かしたように、カナダ代表はフィジカル面を強みとしている。フロントコートにはトンプソンを筆頭にオリニクやパウエルといったくせ者がおり、バックコートにもマレーやジョセフ、ブルックスといった魅力的な選手たちが並ぶ。特にジョセフは、一昨季までラプターズに在籍しており、ACだった頃のナースHCを良く知るだけに、チームの中でも貴重な存在となることだろう。

 複数のNBA選手たちを擁するカナダ代表を、ナースHCがどこまでまとめることができるのか、気になるところだ。

フィジカルコンタクトに強いトンプソン(右)。カナダ代表に入れば、インサイドで重要な役割を与えられることになりそうだ[写真]=Getty Images

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