メルボルン・ユナイテッドが接戦を制してNBLカップ2連勝…馬場雄大は3戦連続でスタメン出場

NBLカップ第3戦に先発出場した馬場雄大(左)[写真]=Getty Images

 2月25日、NBL(オーストラリアリーグ)のメルボルン・ユナイテッドに所属する馬場雄大が、NBLカップ3戦目のアデレード・サーティーシクサーズ戦に先発出場した。

 3戦連続で先発出場となった馬場は、試合開始2分34秒に速攻の場面からジャンプショットを沈め、自身初得点を記録。チームとしても素早い流れから得点を積み重ね、開始4分で14-2と大きくリードすることに成功。そのまま勢いに乗って加点しつづけ、31-8で第2クォーターを迎えたが、一転して反撃を許す展開に。馬場は持ち前の激しいディフェンスでチームに貢献するが、攻撃面ではパスミスやオフェンスファウルを犯すなど精彩を欠き、目立った活躍を残せず。47-34と点差を縮められ、前半を終えた。

 序盤の勢いを第2クォーターへつなげられなかったメルボルン・ユナイテッド。第3クォーターも相手に攻勢を許す試合運びとなる中、残り4分17秒で馬場が3ポイントシュートを成功。馬場の久しぶりの得点でリードを広げると、その後激しいチームディフェンスから勢いを取り戻し、64-52で最終クォーターへ突入する。

 第4クォーターは立ち上がりにメルボルンが点差を広げ、70-57と一時13点差とするが、そこからまたもや相手の反撃を許し、試合残り1分12秒で76-72と4点差まで詰め寄られてしまう。一気に苦しい状況となるが、馬場が積極的なアタックでフリースローを獲得。2本きっちりと沈め、チームに落ち着きを取り戻させる。その後、相手の猛攻をしのぎ切ったメルボルン・ユナイテッドが82-73で勝利した。

 馬場はチームで3番目となる28分33秒の出場で7得点1スティールを記録したが、6つのターンオーバーを犯し、攻撃面ではほろ苦い結果となった。

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