2021.11.09

【SR渋谷vs茨城】今季初の墨田区開催、前節コートに立った田渡修人とリアニョに注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

サンロッカーズ渋谷 vs 茨城ロボッツ(@墨田区総合体育館)
11月10日19時5分

 第6節を終え、サンロッカーズ渋谷は東地区トップタイとなる8勝3敗と好調を維持している。前節の三遠ネオフェニックスでも天皇杯の敗戦から立て直し、ホームで連勝を果たした。

 その初戦は前半終了時点で23-39という劣勢からの逆転勝利。後半は持ち前の堅守を存分に発揮すると、オフェンスではジェームズ・マイケル・マカドゥが20得点をマーク。スコアでも47-25と圧倒した。続く第2戦は第3クォーターに追いつかれるも、試合を通して7本中6本の3ポイントシュートを沈めた盛實海翔、21得点を挙げたジョシュ・ハレルソンの活躍で91-80。この勝利で今シーズン2度目の3連勝を飾った。

 SR渋谷が今シーズン初の墨田区総合体育館に迎えるのは、昇格組の茨城ロボッツだ。大阪エヴェッサとの第1戦では90失点で敗れたものの、翌日は失点を72点まで抑え、攻撃では外国籍選手の3人がけん引してリベンジに成功。現在東地区最下位に沈む茨城だが、敵地で今シーズン2勝目を挙げて弾みをつけた。

 両チームにとって、前節は白星獲得のほかにも明るいニュースがあった。SR渋谷は開幕から欠場が続いていた田渡修人が戦列復帰し、茨城はアジア特別枠で加入したハビエル・ゴメス・デ・リアニョが第1戦でBリーグデビューを果たした。ともにシューティングガードの2人は、コートに立った際、どんな働きでチームに勢いを与えるのか。リアニョは195センチと上背もあるだけに、SR渋谷としては一層警戒を強めて臨みたい。

文=小沼克年

■ロスター
・SR渋谷(HC:伊佐勉)
関野剛平
高橋耕陽
ベンドラメ礼生
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
マックス・ヒサタケ
広瀬健太
石井講祐
ライアン・ケリー ※インジュアリーリスト
盛實海翔
ジョシュ・ハレルソン
田渡修人

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
遥天翼
福澤晃平
多嶋朝飛
チェハーレス・タプスコット
中村功平
髙橋祐二
マーク・トラソリーニ
エリック・ジェイコブセン
ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ
平尾充庸
鶴巻啓太
谷口大智

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