2022.03.08

【千葉vs宇都宮】前回は宇都宮が快勝、千葉はリベンジして天皇杯決勝へ弾みをつけたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

千葉ジェッツ vs 宇都宮ブレックス(@船橋アリーナ)
3月9日19時5分

 3月12日に天皇杯決勝を控える千葉ジェッツ。だが、その前に倒さなければいけない相手がいる。ライバルとしてしのぎを削る宇都宮ブレックスだ。

 2021年10月27日の第5節、ブレックスアリーナ宇都宮で行われた今シーズン初対決で千葉は75−100と大きな差をつけられて敗れた。序盤から宇都宮のバランスのいい攻撃を止められず、比江島慎アイザック・フォトゥに21得点を献上。攻撃でも16個のターンオーバーを犯すなど、攻防において宇都宮に上回られた印象だ。

 千葉としては約1カ月の公式戦、レギュラーシーズンにおいては1月26日以来の実戦となる。2月9日に行われた琉球ゴールデンキングスとの天皇杯準決勝では、5点差で勝利したものの後半だけで62失点を喫した。それだけに、今節へ向けてもチームディフェンスの出来が問われるだろう。全員でディフェンスリバウンドを確実に拾い、堅守速攻をどれだけ繰り出せるか。

 一方の宇都宮は、前節横浜ビー・コルセアーズを連破。第1戦を98−73で制すと、続く第2戦は後半に相手を引き離して83−59で快勝を収め、連勝を「5」に伸ばした。

 ジョシュ・スコットアイザック・フォトゥが2日連続で15得点を記録したほか、初戦ではチェイス・フィーラーが15得点10リバウンドで存在感を発揮。今節でも、引き続きインサイド陣が奮闘して主導権を握りたい。また、横浜との第2戦でキャリアハイとなる11得点を挙げた荒谷裕秀にも期待だ。

文=小沼克年

■ロスター
・千葉(HC:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
赤穂雷太
大宮宏正
二上耀 ※特別指定
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

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