2022.03.08

【名古屋D vs 三遠】名古屋Dは39日ぶりの実戦…ホームでの再開初戦を白星で飾れるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 三遠ネオフェニックス(@ドルフィンズアリーナ)
3月9日19時5分

 1月29日に行われた第19節の宇都宮ブレックス第1戦を最後に、中止が続いている名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。3月5日、6日に予定されていた第22節の千葉ジェッツ戦も中止となり、今節が39日ぶりの試合となる。

 12月以降の16試合で9連勝を含む13勝3敗という快進撃を続けてきたが、最後の宇都宮戦は黒星。終始劣勢を強いられたまま試合を終え、その課題を改善するどころか長期間にわたってチーム活動もままならなかったことは不安がつきまとうが、今節に関しては試合ができる喜びをコートで表現するほかない。

 三遠ネオフェニックスは前節、アルバルク東京の地力を見せつけられて2戦とも完敗。第1戦は第2クォーターに6得点、第3クォーターに12得点と中盤に大きく引き離され、第2戦も第1クォーターと第4クォーターが各10得点と、オフェンスが停滞する時間帯が長かった。加えてリバウンドが2戦とも30本を切るなどインサイドを制圧され、改めて課題が浮き彫りになった格好だ。

 三遠としては、名古屋Dの試合勘不足を突きたいところ。成功率リーグ3位の3ポイントシュートを警戒する以上に、まずはフィジカル面を強調して相手のリズムを狂わせたい。オフェンスでは積極的なドライブやポストプレー、ディフェンスではリバウンド時のボックスアウトなど、ペイントエリアでは特にフィジカルな戦いを意識することが、今後の試合に向けてもいい材料になる。

文=吉川哲彦

■ロスター
・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
小林遥太
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
中務敏宏
シェーン・ウィティングトン
狩野祐介
スコット・エサトン
坂本聖芽 ※特別指定

・三遠(HC代行:清水太志郎
サーディ・ラベナ
ロバート・カーター
太田敦也
杉浦佑成
岡田慎吾
ジャスティン・ノックス ※インジュアリーリスト
松脇圭志
常田耕平 ※特別指定
エリアス・ハリス
田渡凌
ピータージュニア・オコエ
半澤凌太
津山尚大
津屋一球
山内盛久

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