2021.05.18

学生アスリートを支援する『#スポーツを止めるな2021』が今年もスタート

『一般社団法人スポーツを止めるな』の代表理事である野澤 武史氏(右下)、共同代表理事の廣瀬 俊朗氏(左下)、競技横断プロデューサーの野村 忠宏氏(右上)
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『#スポーツを止めるな2021』がスタート

 5月17日、一般社団法人「スポーツを止めるな(https://spo-tome.com/)」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大会への参加を断念、また活動の場を制限されている学生アスリートを支援するべく、『#スポーツを止めるな2021』を始動することを発表した。依然として感染症の収束の兆しが見えないなか、同法人は『HANDS UP(https://hands-up.jp/login)』の開発と運営をとおして、学生の学びの機会拡大とキャリア支援を今年も行っていく。

 もともとは2020年に相次ぐスポーツ大会の中止を受けて、急遽ツイッターで始まったムーブメントが『#スポーツを止めるな2020』だ。今年も感染症の影響で重要な大会が中止され、「部員の獲得が難しい」、「不安定な状況で目標を見失ってしまった」という声が『スポーツ止めるな』に集まっている。そこで2021年も引き続き、より安心で安全な場所で自分のプレーをアピールできるように、学生アスリートを支援していくこととなった。

 学生アスリートに行ってもらいたい具体的な内容は、HANDS UPへの登録とSNSの両方で自身のプレー動画を投稿すること。その際、『#スポーツを止めるな2021』と、『#(競技名)を止めるな2021』のハッシュタグをつけることが必須となる。こうして動画をハッシュタグとSNSによって拡散することで、インターネット上で多くの人々にプレーをアピールすることができ、その動画にいいね!やシェアをすることも可能となる。

 現在100を超えるチーム、200を超える選手が登録しているという『HANDS UPシステム』。『一般社団法人スポーツを止めるな』では、「まだまだ皆さんにこの存在を知ってもらって使ってもらうまでには地道な努力を重ねていく段階です」と、課題に向き合いつつ、「『#スポーツを止めるな2021』の展開にあたって、出来るだけ多くの人にHANDS UPを知り、使ってもらいたいと思っています」と、思いをつづっている。

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