10月8日、Bリーグ第3節第1戦が各地で行われた。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズがホームに大阪エヴェッサを迎えた一戦は、序盤からロースコアゲームの展開。第1クォーターを14-13で終えると、第2、第3クォーターも20-17、15-14と名古屋Dがわずかながら点差を上乗せ。最終クォーターでは6点差をつけ68-57で勝利を収めた。名古屋Dはジャスティン バーレルが23得点、笹山貴哉が17得点、ジェロウム ティルマンが13得点、中東泰斗が10得点と2ケタ得点の4選手で計63点と、総得点の大半を占めた。
栃木ブレックスは第1、第2クォーターともに、仙台89ERSの得点をわずか8点に抑えるなど安定した試合運びを披露。第4クォーターこそ点差を詰められたものの、108-56とダブルスコアに迫る大勝を収めた。オフェンス面では出場全12選手が全員5点以上挙げるなど、どこからでも点が取れる強さを見せつけた。
前日7日、103-70で新潟アルビレックスBBに快勝した川崎ブレイブサンダースは、この日もスタートダッシュに成功。第1クォーターを23-12で終えると、以降も着実に加点しリードを広げる。最終クォーターで点差を11点縮められるなど猛反撃に遭うも、第3クォーターまでの“貯金”を使いきることなく、77-63で逃げきった。エースのニック ファジーカスは昨日に続き今日も26得点をマークしている。
敵地に乗りこんだシーホース三河は、前節滋賀レイクスターズ戦で手堅いディフェンスを見せた琉球ゴールデンキングスを圧倒。金丸晃輔が25得点と大爆発し、その他4選手が2ケタ得点をマーク、89-69と20点差をつけて完勝を収めた。三河は連敗を2で止め、一方の琉球は連勝が2でストップした。
【試合結果】
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 68-57 大阪エヴェッサ
栃木ブレックス 108-56 仙台89ERS
川崎ブレイブサンダース 77-63 新潟アルビレックスBB
琉球ゴールデンキングス 69-89 シーホース三河